湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

シドニーはロックダウン中

シドニーの面々と久々にオンラインで会う。Mさんがついに今週帰国なのだが、コロナ感染拡大が続き1,000人/日以上も新規感染が出る中、きびしいロックダウン規制で誰とも会えないのだそう。自宅から5km内の移動規制、レストランは持帰り(Take-away)のみ、単身者は相互登録した一人とだけ可能なシングルバブル方式、罰金は5,000ドル!とのことである。一時ほぼ感染がなかったことからワクチン接種は出遅れていてなかなか打てないそうである。

3ヶ月ぶりに会っても皆ちゃんと元気な様子でほっとする。明るいシドニーの社会が早く戻ってくることを祈る。結婚したN君とN子さんはまだ国境挟んで別居中。もう少しの辛抱。

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ここ一週間は気温も低く日差しも少ない日が続く。残暑を恐れていたのでちょっと拍子抜け。

6日は唯一のクライミング雑誌Rock & Snowの発売日で、駅ビルの本屋にはいつも一冊だけ入荷する。オリンピック競技の記事もあるので購入したところ、大半が岩場の記事。今のボルダリング人気とは異なる世界である。今回小さく広瀬典文氏の訃報が載っており、日和田女岩大ハングフリー化の中心メンバーとの記載に30数年前の記憶が蘇る。私のようなオールドクライマーの学生時代は、週末に湘南鷹取山やら河口湖近くの三つ峠等にクライミングの練習に繰り出していたのだが、その中でも最もよく行ったのが奥多摩の日和田山。80年代のフリークライミングの潮流を受けてフリー化された女岩大ハング(左、右、中とかルートがあったはず)は大人気で、今でも5.10+〜11前半はあるといわれるハング壁に皆でトライしていた。当時はボリエールのフィーレが圧倒的人気シューズであるが、自分は最初はバスケットシューズで登っていた(その後モンベルのクラッグホッパーというのを買ったりしたな)。氏は70歳を越えておられたが、ガイドとして穂高滝谷をガイド中の墜落とのことであった。ご冥福をお祈りする。

いつも「攀」に来ていたSさんは76歳(!)の時に小川山のボルダー二段(!!)を登ったとの記事もあり、ちょっと信じがたいレベルであり脱帽。

 

娘夫婦がくれたジンギスカンを山のように食べた。少しパワーアップを目指そう(の前に2kg減量!)。娘のつれあいが一年かけて撮影を担当したという猿の島の番組を視聴。猿も大変だと思わず同情してしまう。

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北海道ジンギスカン。うまし。