私が何も知らずに只見線に乗ったりしていた頃、同じ日に入社した同期のD君がシドニー出張中に亡くなった。いつものように毎日ジョギングをし、前夜まで夕食のステーキを楽しんでいたと聞く。ただただ呆然とする。後任の現地社長や領事館が懸命に対応してくれていると信じ、せめて早く家族の元に戻って来れるようにと祈る。36年も越える付き合いであり、今年は忘年会をなどと話していたのに。6年前に先に逝ったA君の墓参りにも行って写真を送ってくれたりしたのに。合掌。
6年前の同じ月に、クイーンズランドの海岸をジョギングしたことを思い出してしまう。あの時もぶっちぎられてしまった。