湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

茶臼岳スノーハイク

今日は戻るだけなのだが、途中軽く雪山ハイキングを計画。那須連峰の主峰茶臼岳の九合目まで上がる那須ロープウェイが今週末まで運転するとのことなのでこれを使う作戦。

郡山駅を朝出発し新白河駅まで在来線で向かい、8時過ぎに車を借りて走り出す。まだ柿の実がたわわに実る広大な山麓を抜け、正面に雪の那須連峰を眺めながら那須ロープウェイまで登る。40分ほどで到着したが、なんと今日は臨時点検で急遽運行中止とのこと。やむを得ずもう5分車で走った嶺の茶屋ルートの駐車場に上り、ここからの往復ルートとする。ポピュラーなコースなので、車が30台ほど停まっていた。

 

さらさらの新雪が20cmほど積もっており、快晴の青空の下すっかり雪山ムードである。身支度をして9:10に駐車場を出発(1,480m)。届をポストに入れて鳥居をくぐりよく踏まれた道をスタート。なるべく早い新幹線に乗りたいので今日は早足で歩く

 

 

ほぼ登りばかりの道をしばらくいくと、茶臼山腹をトラバースして峰の茶屋跡地の避難小屋まで無木立の斜面を登る。とても歩きやすくアイゼンも必要ない感じ。年配の登山者や単独行の人も多く、声かけてパスさせていただく。右手に朝日岳のピラミッドが間近である。

 

9:50に避難小屋のあるコル(1,720m)に到着。疲れもないので写真をちょっと撮ってからそのまま目の前の主峰の斜面に取り付く。コースはわかりやすく、いったん山頂ドームを登ってから、ロープウェイからのコースと合流し、火口壁を時計回りにたどって山頂に向かっている。

コルから登路を振り返る         /  避難小屋と三本槍方面

山頂ドーム 


風は結構強く、エビノシッポが岩に着いて発達している。雪のない裾野が広々として美しい。那須岳神社の鳥居をくぐり、10:10に小さな社殿のある最高地点(1,915m)に到着。出発からちょうど1時間。新兵器網シャツのおかげで汗の冷えもし。


軽く好物のチョコレート(Ramy)を食べて水分補給。せっかくなのでまだ使ったことのないチェーンスパイク(簡易アイゼン)を試してみることとし装着、10:20に山頂発。風で雪がとんでいる上部ではかえって邪魔な感じもあったが、避難小屋から下部の通行料の多い固められた斜面では爪が快適に効き、気持ちよく降りることができた。少し小走りも交えて11:00に駐車場まで下山。


再び車を走らせ、小一時間で新白河の駅に戻り、車を返してから毎時50分発のやまびこ号の自由席に乗車。隣駅郡山の名物のり弁があったので缶ビールとともに調達してのんびりと帰路についた。

(コースタイム)

 9:10 峰の茶屋コース駐車場(1480m) 

 9:50 峰の茶屋跡避難小屋のコル(1720m)

10:10-20 茶臼岳山頂(1915m)

11:00 駐車場

 

(主な装備)LL Bean革軽登山靴 + ゴアロングスパッツ、ソフトシェル上+レインスーツ下、化繊手袋・ニットキャップ、超軽量ピッケル(サレワ250g)、チェーンスパイク、サングラス

 

(撮影)iPhone 12mini

 

翌日曜、朝Nコーチのリモートトレーニング。筋膜リリースのよい方法とポイントを習う。これは有効。夕刻5キロ走っておく。一応目標タイムをクリア(低レベルだが)。