湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

映画アルピニスト

急激にコロナ感染者が増え、都内は1日3万人越え。重篤化はしないとはいえものすごい感染者数である。急に変異がないとは言い切れないのでよほど気をつけなくてはと思う。金曜なので、帰りに市ヶ谷の本屋で苔の図鑑を買う。鳥を見れない時は足元を見るのも良いかと思う。

駆け込み的であるが、日比谷のミニシアターで映画「アルピニスト」を見る。カナダのソロクライマー、マーク・ルクレールに2年間にわたり接触して撮影されたドキュメンタリー映画である。正直よく知らなかったが名手アレックス・オノルドが尊敬するというからには見るしかない。まずはよくぞこのような映像が撮れたと思えるすばらしいカメラワークであるが、しかし何よりもドライのフリーソロだけでなくア雪と氷のアルパインの世界でアイスクライミングとドライツーリングを組み合わせてのフリーソロ(おまけにオンサイト!)とはとても考えられない水準であろう。下記はプロモーションのポスターであるが、ハンドストラップをはずしたアイスバイルと素手を入れ替えながら登るというのもみたことがないスタイルである。

厚さ50センチほどのアイスフォールをフリーソロなどいつ死んでもおかしくないと思うが、本人はリラックスできるのだとの言。撮影終了前にパートナーとロープで確保し合う通常のスタイルでマッキンレーにて雪崩で亡くなったというのも因果であるが、正直遅かれ早かれ死に掴まるのは逃れられないようにしか思えない。とても久しぶりにラインホルト・メスナーが何度も登場しコメントしていたが、確かに彼にはわかるところがあるのかもしれない。スポーツクライミングとはまったく違う世界の

しかし、興行的にはとても成功しそうもないこのようなすごいフィルムを上映してもらい感謝である。観客は20人くらいか。皆感覚をあけて静かに鑑賞。

 

さすがにちょっと刺激が強かったので、帰りにBar Hで軽く飲んで帰る。2杯目を飲んでいたらちょっとびっくりのハプニング。そろりと帰路についた。

ギムレットハイボールがお気に入り


翌土曜、ちょっと走りたかったが大変蒸し暑くすぐに断念。ココアパウダーと黒砂糖を使ったちぎりパンを焼いてみた。

法務省の不動産登記システムで資料を作ろうとしたが、システムは土日祝日は休み、平日の8時半〜21時までとのこと。頭がクラクラする。オフラインできるところまで作るが、しかしこれはさすがにどうにかならないものかとがっかり。

気を取り直していろいろ夕食を作ってみた。