湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

キビタキとブナの新緑

鳥見の先輩Yさんと早起きして山梨の柳沢峠にいく。

夕べ寝たのが3時間前なので、5時26分の相模線に乗ったらすぐに眠ってしまった。八王子からは結構たくさんの人が乗ってくる。駅のアナウンスで割り込み等しないようにとしきりに流していたが、案の定であった。年寄ハイカーは尊敬を得られるように振舞わねば(一部だろうが)。塩山の駅にはツバメがたくさん子育て中。しかし駅からのバスも超満員であり、大菩薩峠登山口から先に行くのは土日だけなのだが、ほとんどの乗客がそうであった。

9:30、ぐったりして標高1400mの柳沢峠にたどり着いて、茶屋で味噌おでんと蕎麦で一息つく。風は涼しく、木々も青々として心地よい。

林道に入ってすぐに水場の撮影地があるとのことで行ってみる。何人かの人が三脚を構えている。ここでキビタキに会うことができた。思ったよりずっと小さく、双眼鏡でないとあまり黄色を感じないくらい。

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                                美しいブナの森

しかし、常連の人がいろいろ仕掛けをして鳥を呼んでいるが成果なく逆にほとんど鳥の気配がない。自然のままが良いねということで山道を歩いてみることとし、林の中に座って軽く昼食とする。ウグイスの美声とカラ類の声のほかはセミやカエルの大声であるが、ブナやカエデ、ミズナラといった木々の広葉樹林は明るく心地よく、いろいろ話をしながら寛げるひと時。アカゲラと思しきドラミングも大きく響き、ギッという声もするのだが姿は見えず。ツツドリのボボッという低音も。

その後、林道の反対側のハイキング道も歩いてみたが、コルリオオルリキビタキ、ヒガラ、シジュウカラ等の声がたくさん。帰りにはホトトギスの声も聞こえた。

帰りのバスもぎゅーぎゅーで、途中の温泉からは乗れない人も。しかし、塩山でちょうど「快速お座敷さくらんぼ山梨号」に乗れた。950円のグリーン券だが、誰も乗っておらず車両をほぼ借り切ってビール飲みつつゆったりと早めに帰宅。

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f:id:teradaya:20150614232735j:image:w300 もったいないほど貸切

(機材)OM-D E-M5+Lumix100-300、オリンパスレンズキャップレンズフィッシュアイ

PS 15日、今回参加できなかった大先輩Sさんからお具合悪い旨ご連絡あった。心配である。