松露亭さんでゆっくり泊まり、朝食もおいしくいただく。目の前でだし巻玉子を作ってくれたりと至れり尽くせり。老母を連れてきたりできれば等思いながら、名残を惜しんで出発。
今日は京都まで戻って息子と合流予定。「はしだて号」はレトロな特別車両の運行で、雰囲気もあってなかなか快適である。
京都駅に正午過ぎに到着。週末ということもありものすごい人出である。ロッカーもほぼ埋まっていたが幸い小サイズが2つ確保できたのでかつかつ荷物を突っ込んで身軽になる。満員のJR線で嵐山に行き渡月橋を渡ってようやく人混みから脱出。昼食はあきらめてお茶を飲んだりベーカリーで買い物をしたりして過ごす。初夏のような暑い日。
午後遅めに臨済宗の禅寺天龍寺で「百花苑」と称される曹源池庭園へ。ここはたいへん多くの花々が咲いていて樹木の花が好きな妻はおおいに喜ぶ。満開を少し過ぎて花吹雪の下でゆっくりと時間を過ごした。
再びJR線で京都駅に戻るが、サッカーの試合があったそうで通勤ラッシュ並みの混雑。ちょうど今日京都に来て同じエリアを歩いていた息子とホームで合流。京都駅の長いタクシー行列をこなして、伏見稲荷近くのいつもの宿に無事到着。
風邪引き気味の自分は宿で休み、妻と息子は予約しておいた「醍醐寺の夜桜」を観てきた。とても良かったそう。手配した甲斐があった。