湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

曽我の梅まつりと里山ハイク

天皇誕生日の祝日。小田原曽我の梅を観にでかける。海外赴任中を除き、だいたい毎年同じ頃に家族でやってくる。出不精の息子もこれには付き合ってくれるが、相変わらずの寝坊なので、自分は軽く海岸をジョギング8キロ。

昼を回ってから、西湘バイパス国府津方面に走る。昨晩低気圧は抜けて天気は回復傾向で青空が広がるも、まだ風が強く大きな吊るし雲が何枚もでている。

会場到着は午後2時半頃になったがコロナ制約も薄れてきたのか大変賑わっている。うまく駐車場に停められたので、早速花の間を散歩し、梅の実うどんやつきたての餅(餡のとおろし大根の2種)で小腹を満たす。毎年同じことをやっているが、のんびりできて良いものである。子供も多く犬を連れた人もたくさん。

3時半、ようやくランチにありつく   / 梅の香うどん

枝垂れの紅梅もたくさんある      /   少し濃い色のはめずらしい

        /  ところどころに蜜蜂の巣箱

もう夕方になってくるが、曽我丘陵を少し歩いてみるとする。人気のジェラート屋のあるあたりからハイキングコースがあり、展望台から一本松、六本松跡を回って戻ってくるルートになっているそうなので、行ってみる。小さな神社からミカン畑の作業道のような舗装された小道を上っていく。所々に二宮金次郎ゆかりの場所等案内板があるが、里山のくねり道でわかりずらい。とはいえどんどん登っていくと駿河湾伊豆半島、大島も見通せる。足下には梅林が白く煙って広がる春の好日。

今回息子に以前買ったが小さくなってしまったFivetenのアプローチシューズ(クライマー御用達の名作Guidetennie!)を妻が履いてみるとちょうどぴったりサイズ。ちょっとびっくりしたが幸いなことであり、今回再デビューさせてハイキングのお供に復帰。

軽快な足元がお気に入りのご様子

一本松も六本松も鎌倉時代からの山越道の要所だったようだが今は松もなく(幼木が植えられていたが)、果樹園等の作業車が通ったりする普通の道である。とはいえ、花の匂いが満ちる中、御殿場線の音を聞いたりヒヨドリが飛び回るのをみたりしながら歩くのは楽しいことである。我が家はあいかわらず馬鹿話ばかりして適当に歩くのだが。夕暮れの中、ようやく富士にかかっていた雲もとれ、矢倉岳と金時山を従えた大きな富士山が姿を見せた。今日は223で「富士山の日」なのだそう。

左端鋭峰が矢倉岳、右の三角形が金時山

帰宅すると急に肉を食べたくなり、ステーキハウスに突撃。酒を断つと車で食べにいけるのは良い。体力をしっかりつけて5月の検査までに健康を取り戻したいものだ。

将棋の朝日杯。藤井5冠は準決勝、決勝と勝利し優勝!早指し棋戦4つのうち3つを制覇し残すはNHK杯のみ。恐るべし。しかし準決勝で後手番ながらほぼ勝利を掴みかけた豊島九段は惜しかった。

[機材]iPhone12mini, OM-D E-M5 + M.Zuiko 14-150mm(いつものセット)