湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

粘って集中

土曜日、骨折入院から回復中のT2さんを囲んでボンダイビーチで昼食会。海の見えるレストラン(Bondi Tratteria)は寛いだ明るい雰囲気で、ようやく元気に食事ができることを喜ぶ。まだ時間はかかるはずだが、ゆっくり回復してと願うばかり。

事故時のお礼にとハンドクリームの素敵なのをいただいたので、近くやってくる妻にプレゼントしようと思う。自分は再度シトラス風味のシフォンケーキを焼いたのでプレゼントさせてもらう。栄養とって下され。

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底の紙を剥ぐのが難しい  /   焼いているときはこのくらまで膨らむ。焼き縮み注意。

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こちらはチーズケーキ。コーンスターチではなく「コーンフラワー」というので製作(シドニー在住の人たちから同じものだと言われたが、確かに大丈夫そう。)


夕方に戻ってきてから、8月中旬の家族旅行計画@ゴールドコーストを作成。久々に家族四人が集合予定。シドニーからの航空券、よさそうなコンドミニアムタイプのホテルとレンタカー、そしてモートン島にいくツアーなどを首尾よく手配。このあたりは我ながら手馴れたものである。

 

日曜朝、9Degrees本店へ。今週末はBank Holiday(金融機関のみ月曜休日)なので旅行の人も多いが、久々のTさん(近所の焼き鳥の美味しいお店オーナー)が可愛い彼女を連れて参加。若い二人が元気に仲良く登るのをサポート。怪我しないようによくインターバルを空けて登るよう手綱さばき。

f:id:japaneseclimber:20190804152321j:plain朝一のジム。このあとかなり混んできた。

初心者なので二人とも1時間半ほどでくたびれた様子で早めに帰宅。自分は今日は珍しくここから粘って一人集中して登る。右壁中央の新作のV4とV3を一つずつ1撃。積み残し課題のうち、左大ハング奥垂壁の極小ホールド課題(V3)は、ホールディングよりもむしろフットホールドへの立ち込み、バランスが難しかったが、3撃で解決。奥壁左端のハング乗っ越し課題(V4)は何度かトライしたがゴールの一手が止まらず残念ながら持ち越し。その後、右となり垂壁エリアのV5や右壁のボリューム(ボテ)をつなげるバランス課題(V3とされているが異常に難しい)などのムーブを探り少しずつ進めておく。じっくりインターバルをとって消耗を防ぐ。

このエリアに、同じくらいのレベルの何人かがいて、互いにちょっとしたTipを提供したりして助けあう。特に、二人組女性のうちキリンのように細くて背の高い親切なクライマーからはよい助言をもらい役立てる。もっとも彼女は柔軟性が高く自分よりもリーチもあるので同じようには登れない。ずっと持ち越しになっていた奥壁右端の垂壁課題V4は下部でのハイステップが鍵かと思ったところ、最上部の微妙なバランスでのゴールホールドがポイントであった。オージー達は4連続の縦つながりホールド群の一番下のしっかりしたのに左足を置いて、右手を伸ばしてぎりぎりでゴールホールドをキャッチしているが、自分だと15センチほど届かない(背はそんなに変わらないが手足の長さの問題のようでくやしいが)。7度ほどトライしたがスリップばかり。それでも徐々に左足を上に保ちスタンスの微妙なくぼみで耐えてようやく8度目にクリア。3時間半ほど経った時間帯であったが、久々によい集中であったと自分でも感心。見ると左手中指の爪がかけて出血してしまっていたが、まったく気づかなかった。登れれば痛くない。

なんとなく、そろそろ久々に上のグレードにも届きそうな気分になってきた(といいつつ、ランジ課題V2ができなかったりもしているのだが)。継続は力だ!

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ジムの2階が洒落た休憩室になっていた /  トイレにある写真。しびれるムード。

昨夜は、F1ハンガリーレッドブルホンダのフェルスタッペン(Max Verstappen)がついに予選トップ通過でポールポジション。彼自身93レース目で初PP、かつ歴代で100人目。ホンダにとっては13年振り。本番の駆け引きを除いた純粋なマシンの速さでようやくトップにたったことを祝福。フェルスタッペンがホンダをたたえ、「ハードワークが成功につながる瞬間を見るのことができるのは幸せ」と言っていた。いい奴だ。

 

夕方いつもの美容師さんに髪を切ってもらい、夕食のシチューを大量に作る。息子が来た時に困らないように小分けで冷凍しておくことに。

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今日は余らせて冷凍していた生クリームを使ってシチュー。美味しくできた。プロテイン補給。