湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

烏帽子岩へ

 ファルトボート「パジャンカ号」の進水式を兼ねて、茅ヶ崎Tバーの東側根元から烏帽子岩に行くことにし、波のない日を選んで平日にでかけることにした。

 ボートをザックに入れてママちゃりに乗って海岸へ。初夏で結構日差しが強い。サーファーの姿はほとんどなく(パークというエリアだが)、砂浜でのんびり船を組み立てる。さすがに最初はなかなかスムーズにいかず、一度組み立て直したので1時間弱もかかってしまった。ウッドフレームでパーツは少ないのだが。

 ひとりそっとビールをバウに注いでいざ海へ。こぎ出してしまえばこちらのもので、結構安定感はあるしスピードもある気がする。うねりが結構大きく感じられる。ラダーがないので片漕ぎが多くなるのはしかたないことだが、少々疲れる。

f:id:teradaya:20050524134714j:image 海から見る陸~昔瀬戸内で見た記憶が

 約20分で烏帽子岩へ。遠くからはわかりにくいが、ここはいくつもの岩礁からなっている。釣り船でわたってきた釣り人もちらほら。のんびりしたものだ。入り江的なところを選んで上陸を試みるが、磯で岩が荒いので船体布が気になりあきらめることにした。やればできるだろうが、一人だと帰れなくなりそうなのでリスクは回避。

f:id:teradaya:20050524132538j:imageマッターホルンのような烏帽子岩

 大きい島ふたつの間の狭い水路を抜けて沖にでると、とたんに乱れた波が結構高くおしよせ、少し緊張する。釣り人のじゃまをしないように大回りで進路を陸に戻して、そろそろ戻ることにする。沖から見る陸地は昔田布施でよく連れ出してもらった小さな漁船からの眺めの感覚である。

 20分ほどでも出発点に戻る。数人サーファーがいる脇を抜けて砂浜へもどるが、サーフの上陸はやはりちょっと緊張する。波に乗らないように気をつけて近づき、スプレースカートをコームからはずしてさっと飛び降りて無事上陸できた。

 船をかついでボードウォークにあがり、そこで乾かしてから再び自転車で家にもどった。