湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

年末京都のお茶の旅

年末の帰省前にちょっと京都に寄り道。仕事納め後に新幹線に乗り、一足早く向かった妻&息子を追いかける。途中伊吹山が雪化粧できれいであった。いつもの宿で夕食をおいしくいただく。


翌日駅で自転車を借りて鴨川左岸の道を北上。朝一番で「出町ふたば」塩大福を買う。お正月の餅を求める地元の方で大賑わい。それから少し東に戻って阿闍梨餅を購入。妻の好物で出来立てを店先でいただく。店内はすっかりお正月飾り。

ふたばのふっくらしたモチ

阿闍梨餅にご満悦


このあとは自分の行きたかった裏千家今日庵表千家武者小路千家の庵がある小川通りを散策。年末で楽焼の美術館や茶道記念館はお休みで、茶道とゆかりのある臨済宗相国寺の龍の天井画も非公開時期だったが、雰囲気は十分味わえた。

裏千家今日庵の門

小川通り /  相国寺はぜひ再訪したい


昼は西陣にある銭湯を改装したという人気のカフェで腹ごしらえ。

 

午後は、北野天満宮にお参り。手水が人感センサー付だったり撫でる牛の背が抗ウィルス加工されていたり、いろいろ変わっていた。


さらにお茶の流れで千利休の住居があったという晴明神社へ。平安時代陰陽師安倍晴明を祀る神社は五芒星とカラフルな色彩で大変ポップな雰囲気だったが、千利休がもお茶をたてる際に使った井戸などもある。秀吉の聚楽第や楽焼、西陣織などもこのエリア。


最後に一条戻橋へ。陰陽師にかかる言い伝えもあり、また千利休の首が晒された場所等ちょっと恐ろしい場所。橋の下の暗がりをちょっと覗いてから退散。

 

裏千家御用達の「塩芳軒」で「雪まろげ」という和三盆の干菓子を買ってから宿に戻った。

 

翌日は朝一番に東寺へ。これまでこの平安時代の古刹にご縁がなかったのだがようやく訪れることができた。立体曼荼羅五重塔等拝見し、観音寺にもお詣り。


その後別行動の息子と別れ、新風館というモールでモダンな京都を味わう。近くの古い和菓子店「亀末廣」で生和菓子等を買って田舎の母へのお土産とする。

混み合う京都駅で無事新幹線に乗り瀬戸内の田舎に向かった。なぜか駅構内でオーストラリア名物Pie Faceが売られていたのでこれが旅の友。