職場の規定で、帰国者向けの健康診断を受診。幸い何もなさそうであるが、体脂肪率にちょっと愕然とする。やはり体重少し絞らないとな、ボルダリングが不調なのもわかるな、と独り言ちするはめになった。
銀座の教文社書店の中に「ナルニア王国」という児童図書のフロアがある。コロナで外出抑制の妻に頼まれた本と資料を買いに行くと、ちょうど鳥の挿絵の原画展をやっていた。作家の梨木香歩さんの「草木鳥鳥文様」という本の挿絵を描いたイラストレーター「ユカワアツコ」さんのもので、精緻で美しい。ヨタカやイソヒヨドリ、サンコウチョウなどなど。ずっとみていると品が揃ったと店員さんが呼びに来てくれた。日本野鳥の会もサポートしてくれているとのことで、しばし鳥見談義。このあと京都に10月に周るらしいが、下の写真の木の引き出しに書かれたものも含めて原画を販売するのだそう。ジョウビタキはいつもひとりいる鳥だが、前に妻と富士屋ホテルの庭を歩いた時にずっと近くにいたことを思い出した。
オジロワシにヨタカ
キジのおやこという作品もあるそう / 自分の好きなジョウビタキ
ふと思えば、もう9月。サンフランシスコ郊外の街から家族四人で帰国したのが20年前。あっという間である。
ここ1ヶ月、半藤一利氏の二次大戦にかかる書を読んでいる。8月15日以降も正式の終戦の手続きが終わるまでに随分といろいろあったことを知る。