日曜。いつものとおり午前中にボルダリング。夕べ遅くまでバーで飲んでしまった(お目家にカウンターでうつらうつらする失態)が、幸い目覚めはよい。ひきつづき大雨の中、9D3(Lane Cove)に、N君、Iさん、K支店長ご家族、美女Kさんと出撃。途中から本日奥様が入国隔離明けでホテルに迎えに行ったはずのH君も合流(奥様は少し睡眠追加中とのこと)。雨だと外に行けないひとが集まるのか、駐車場がいっぱいになるほど混雑。K支店長はついにV1ルーフを完登で大成果。Iさんも相変わらず好調でV2-V3を4つクリア。V4のお買い得をお勧めしてみたが、残念ながらこちらは完登ならず。自分もまあぼちぼちの調子。愛嬌のある別嬪な犬が、N君の赤いテーピングテープに強い関心を示してじっと見つめていた。
テープがものすごく気になるご様子
昼に、H君奥さんを交えてNeutral Bayの「恵ラーメン」でランチ。チャーシュー増量とんこつラーメンと餃子でプロティン補給。2週間隔離はやはりしんどかったそうで、おいしいラーメンを食べてもらう。
夕方から出張でブリスベンに入る。こちらも大雨つづきらしい。豪雨の中タクシーで定宿に到着。快適な良いホテルで、接客もとても親切。初めてフロントに日本人スタッフがいてちょっとびっくり。早めに休むこととする。
ブリスベン空港も土砂降り
慣れた宿でちょっとありがたい。 / 雨の市庁舎 毎正時に鐘がなる
先週14日に乗鞍岳で雪崩があり登山者が遭難したとのニュースがあったが、ヤマレコで16日に分析報告が詳細に掲載されていたので道中チェックしてみた(機上WIFIがあって便利)。発生斜面はずっと昔からある「スキーツアーコース」(少なくとも私の学生の頃の80年代には非常にポピュラー)の樹林帯切り開きルートを抜け森林限界に達し、位ヶ原山荘に向けて急登(南東斜面)を開始するあたりである。分岐標識と赤布もあり、トレースがついていれば無木立の急斜面であるものの皆つい入ってしまうところかと思う。
以前厳冬期に乗鞍にはスキー登山で位ヶ原山荘ベースで通っていたので、ルートを確認してみたが、やはりこの雪崩エリアの左下あたりをかすめるようにGPSのトラックが残っていた。意識としては斜面南の小尾根にルートをとり若干でもリスクを下げていた記憶があるが、正直雪崩に対する予測行動はとっていなかったように思う(位ヶ原から山荘に降りる斜面には大きな雪崩が何度も起こっているところがあり、そちらは大いに用心して避けていたが)。自分の記録にもほとんどこの登路および滑降時の記載はなく、意識していないことの表れと思う。実際に雪崩があると確かにリスクのある斜面と認識できるが、そうでなければ事前に警戒できていたかは正直自信がない。森林限界少し上あたりで風下で雪が吹き溜まるあたりは危険であることを改めて再認識させられた。