湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

サンディベイのボルダリング

朝起きると、昨晩は快調であったのに右腰〜尻、背中が痛い。やはりまだ体力不十分である。今日は、力を余らせているボルダリング面々を案内して、先週偵察したSandy Bayの外岩に行く。同じアパートのOさんに車を出してもらい、K女史と自分の三人で出発。現地でいつものN君と彼女のN子さん、Iさん、F君、H君に合流し、計8名。

出がけにNコーチお手製、米粉砂糖半分バナナケーキで燃料充填。とはいえ、肩が癒えるまでは登攀は厳禁、と自分に言い聞かせる。今日のSandy Bayは引き潮で、先週よりずっと大きな砂浜となっており、犬を遊ばせるひとがたくさん。さらにSpit Bridge - Manly Beachウォークの人も大勢である。

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今日は砂浜が広い              /   こっちは先週の様子(反対方向から)

 

皆久しぶりのクライミングであり、また外岩初心者ばかりなので、無理せずにオレンジコーブエリアの大きなフレークのルーフハング、およびその右側の薄かぶり壁で遊ぶ。皆勝手がわからず大いに苦労しているが、ジムと違って凹面をホールドとし浮砂に注意したり掛かりの良い場所を丁寧に探す等、ベテランアドバイスをいくつかすると、徐々に登れるようになってくる。トポ(ルート図)の見方やマットの置き方&使い方、スポッティングのやり方等も伝えておく。ちょっとだけ登ってみたが、自分はまだ肩がおそろしく、本格復帰は遠い先である。

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遊歩道から見ると、こんな怪しい軍団  /    V3の部分練習。 右奥のうすかぶり壁V2もトライ

2時間ほどやってから、釣り場を偵察しに行く面々と別れて、同じアパート組は帰宅。よくクライミング後に寄っていた「はちじゅうろく」もしばらくコロナで休業していた今日から再開と聞き、さっそくランチを食べにいく。当面10名以内の着席で従業員3名でやっていくそう。久々にここのボリュームたっぷりの定食をBYO(持ち込み)のビールでいただき、満腹。ときどきテイクアウェイを買いに来ることとしたい。

f:id:japaneseclimber:20200531121152j:plain 久々。おかわり自由味噌汁はさすがに無理。

明日6月から、パブ等50人までの営業ができるようになる等、いよいよ社会活動の本格再開に動き出すようである。まだ見通しはつかないが、一ヶ月ほどでかなり戻るのかもしれない。ジム等の再開もようやく視野に入ってくるようだ。

秋の空気はきれいで、空も明るい。このまま波乱なく行くとよいが。

ようやく、カミュの「ペスト」を通読。訳が古いからか、ずいぶん苦労。言語は端正で抑えたトーンの美しい文章とのことであるが。フランス語は読めないので文句は言えない。

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Pen-f + Nokton 25mm f0.95 (f11まで絞って撮影。Toy Photo機能とかも試して見る)