朝起きると、昨晩は快調であったのに右腰〜尻、背中が痛い。やはりまだ体力不十分である。今日は、力を余らせているボルダリング面々を案内して、先週偵察したSandy Bayの外岩に行く。同じアパートのOさんに車を出してもらい、K女史と自分の三人で出発。現地でいつものN君と彼女のN子さん、Iさん、F君、H君に合流し、計8名。
出がけにNコーチお手製、米粉砂糖半分バナナケーキで燃料充填。とはいえ、肩が癒えるまでは登攀は厳禁、と自分に言い聞かせる。今日のSandy Bayは引き潮で、先週よりずっと大きな砂浜となっており、犬を遊ばせるひとがたくさん。さらにSpit Bridge - Manly Beachウォークの人も大勢である。
今日は砂浜が広い / こっちは先週の様子(反対方向から)
皆久しぶりのクライミングであり、また外岩初心者ばかりなので、無理せずにオレンジコーブエリアの大きなフレークのルーフハング、およびその右側の薄かぶり壁で遊ぶ。皆勝手がわからず大いに苦労しているが、ジムと違って凹面をホールドとし浮砂に注意したり掛かりの良い場所を丁寧に探す等、ベテランアドバイスをいくつかすると、徐々に登れるようになってくる。トポ(ルート図)の見方やマットの置き方&使い方、スポッティングのやり方等も伝えておく。ちょっとだけ登ってみたが、自分はまだ肩がおそろしく、本格復帰は遠い先である。
遊歩道から見ると、こんな怪しい軍団 / V3の部分練習。 右奥のうすかぶり壁V2もトライ
2時間ほどやってから、釣り場を偵察しに行く面々と別れて、同じアパート組は帰宅。よくクライミング後に寄っていた「はちじゅうろく」もしばらくコロナで休業していた今日から再開と聞き、さっそくランチを食べにいく。当面10名以内の着席で従業員3名でやっていくそう。久々にここのボリュームたっぷりの定食をBYO(持ち込み)のビールでいただき、満腹。ときどきテイクアウェイを買いに来ることとしたい。
久々。おかわり自由味噌汁はさすがに無理。
明日6月から、パブ等50人までの営業ができるようになる等、いよいよ社会活動の本格再開に動き出すようである。まだ見通しはつかないが、一ヶ月ほどでかなり戻るのかもしれない。ジム等の再開もようやく視野に入ってくるようだ。
秋の空気はきれいで、空も明るい。このまま波乱なく行くとよいが。
ようやく、カミュの「ペスト」を通読。訳が古いからか、ずいぶん苦労。言語は端正で抑えたトーンの美しい文章とのことであるが。フランス語は読めないので文句は言えない。
Pen-f + Nokton 25mm f0.95 (f11まで絞って撮影。Toy Photo機能とかも試して見る)