湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

外出抑制に向かうシドニー

日曜夜のレストラン等への規制は、社会全体での外出抑制を求めるものであり、今後さらに強化されるものと受け止めるしかない。自分の職場も23日(月)に翌日からの在宅勤務を強引に開始した。

月曜時差出勤でガラガラのバスに乗る。いつものカフェはやっていたので買うが、皆不安そう。カフェは昼でテイクアウトのみとなる。別のカフェでもう一杯とパン、ケーキを買っていると、テーブルが片付けられガランとした雰囲気に。他の店もみな同じようにしていた。

f:id:japaneseclimber:20200330203809j:plainガラガラで悲しい

職場で明日からの在宅開始を皆に通知する。2m四方離れて着席。先週手配しておいたiPhoneとラップトップを全員になんとか配布でき、最低限の在宅勤務体制はとれる。ネットバンキングも先週テストしておいたのが奏功。準備のできた人から帰宅し、自宅にこもってもらう。ビルのカフェで全員のコーヒーと残っていたケーキを買い上げて、しばしの別れとする。

24日(火)、ひとり出勤して、問題ないかを確認。郵便、電話の転送設定、花やさん等のサービスの変更(なるべく維持)等、追加のPC設定など。全部いっぺんにはすまないが、幸い手配がついた。

f:id:japaneseclimber:20200330203811j:plain妙にデザインがよい

25日(水)朝8時の開店にあわせ近所のスーパーへ。皆離れて立って(1.5mのSocial Distance)。トイレットペーパーはもう一軒のWにたくさん出ていたので1パックを調達。

夜にTVで首相がさらなる措置を発表。個人の集まりも抑制(結婚式は5人以内、外の運動も10人以内、自宅BBQ等も自粛要請等)。散髪や美容室は30分以内(後日反応をみたうえでこれは撤廃された)、州をまたぐ移動も原則禁止、豪州人の出国は完全禁止(勧告から強化)。

日系航空会社も、シドニーー羽田のANA便以外は29日以降全部運休の発表。 

自分は急ぎ髪を切ってもらう。しばし片手で洗髪なので短くないと困る。

26日(木) 息子をハイヤーで空港へ。もう、電車に乗ってというムードでなくなっている。チェックインは長蛇の列となっていた。満席らしい。自分の怪我と手術のため、家族にきてもらい迷惑をかけたと思う。航空会社現地社長がちょうど現場にいらしたので、お礼をお伝えする。

妻も週末には帰国予定であるが、ぎりぎりの感じ。すでに、領事館からは学生やワーキングホリディの人には、社会活動が当面停滞し職も得にくくなること(特に飲食業等)、帰国便が非常にすくなくなること、医療費が非常に高いこと、等を示して早期帰国を呼びかけている段階。駐在員も、後任者の入国ができないため、滞在を延期するという話も聞く。

非常に動きが早いので気を使う。まあ、街は平穏だが。

ライミングジムも一時閉鎖。当分はお休みとなってしまうようだ。

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