今日は午後からテニス観戦の予定。当地日本企業界重鎮のお一人が昨年末からアレンジして下さり、今年初開催のATP-Cup(ATPツアーの開幕時期に男子の国別対抗戦を行うもの)決勝戦を観戦。昨年まで長きにわたり行われたシドニー国際の代わりの時期となるが、予選はブリスベン、パース&シドニーで行われる。日本は残念ながらグループリーグで敗退、決勝はスペインとセルビアの対戦。ナダルとジョコビッチの世界ランク1、2位が出場する豪華なカードとなる。
昨土曜日が準決勝だったこともあり、決勝は夕方6時半開催。シングル2試合、ダブルス1試合の構成。車に乗りあわせてオリンピックパークのケン・ローズウォール・アリーナに到着。まずは郊外でビール!幹事Mさんがお気に入りのマンリービーチの地場ビール4Pinetsと重鎮Sさんの希望でホットドッグ。Sさんちの若手野球マンTさんがテキパキと手配してくれるので自分はのんびりテーブルキーパー。DJの音楽にあわせて乾杯
オリンピックパーク会場 今日は曇りで涼しい
入口ゲートはボールがたくさん / まずはビール
まだ会場は空いているが、ジョコビッチが練習していたりするので盛り上がっている。さらに、人気ロックバンド(双子)のザ・ヴェロニカズ(The Veronicas)が登場(私も結構好きである)して歌ってくれる頃にはほぼ満席。歓声の中、両国選手団が入場し、国歌が歌われセレモニー。
ザ・ヴェロニカズ(The Veronicas)のジェスとリサ(どっちがどっちかは?)
第一試合はスペインアガット(Agut)とセルビアラジョビック(Lajovic)。ともにグラウンドストローカで長いラリーの応酬となったが、ATPランキング10位のアガットがストレート勝ち。この時点ですでに8時半。
ついでエース同士、ナダルとジョコビッチのランキング1位vs2位で、大いに盛り上がらる。が、自分たちの席はセルビアファンのエリアで、あまりにも熱い盛り上がりで少々大変。テニスらしからぬ応援でしばしば審判が注意するもおさらまず、ナダルはかなり怒っていた様子(試合後のインタビューでも言っていた)。自分たちの前の席の日本人母娘は席を代わってほしいセルビアおばさんの強烈な攻勢を受けていたが、その後やってきた中国系親子3人組は有無を言わさず追い払っていたので、ようやく落ち着いた。
さすがに、この二人の戦いは迫力がある。息遣いやボールをつく音等の静寂から、激しい攻防への展開など、目が離せない。良い試合であったが、ジョコビッチが勝利。
天井から4本ワイヤーで操作される移動カメラが縦横無尽に活躍
時間は夜11時であるが、最終ダブルスで勝敗を決することとなり、9割の人はそのまま観戦。30分のインターバルの間に外に出て食事をしてまた戻って来る。ナダルは出場を取りやめたがジョコビッチは連戦。一時スペイン有利であったが、最後はセルビアが逆転でストレート勝ち。セルビア応援団は狂喜乱舞。ジョコビッチは男泣きであった。普段はヒールっぽいが今日は完全にヒーロー。
試合終了は夜の1時20分。明日は仕事なので、さすがに表彰式は見ずに皆で帰宅した。
ダブルスジョコビッチチーム
サービス・フォー・ザ・マッチ