湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

上州・信州の旅

軽井沢に宿が取れたので妻と出かけることとする。朝7時に車に乗り込み順調に圏央道ー関越道ー長野道と走り菅平あたりまで行く。昨日までの冷たい雨はあがり青空なのだが、時ならぬ寒波流入で山々にはまだ雲がかかっている。予定では浅間山外輪のハイキングであったのだが、連れが病み上がりなこともあり取りやめて、真田の里上田を目指す。学生時代のゼミ合宿で別所温泉に行って以来なのでほぼ40年ぶり。妻は初訪問。

 

新緑の中、上田城をゆっくりと歩き、管理の方にたくさん解説してもらい(妻は年配の方によく気に入られて解説をしてもらえるらしい)、六文銭の羽織をきて鉄砲を構えて写真を撮ったり、地元名取製餡所のおばちゃんからくるみ餡もちを買い、ご機嫌で散策。

 

 

駅前の小さなレストラン(ご夫婦でやっておられるたくさんの素敵な食器の店)で昼食をいただく。以前から我が家の好物「みすず飴」をお土産にたくさん購入。「生みすず飴」も買って食べながら別所温泉安楽寺を目指す。


ここには国宝である現存の唯一の八角三重塔があるので、ゆっくり登って参拝。静かな禅寺。40年前の記憶は残念ながらまったく残ってなかったが。

 

軽井沢の離山下の宿は以前と変わらずよい雰囲気であり、食事と風呂をいただく


翌日は快晴となり気温も高く夏のような日になるとの予報であったが、ハイキングはよして善光寺にお参りに行く。ここも夫婦とも初参拝。さすがに賑わっていて駐車場に入れるのにちょっと待ったが、参拝の列に加わりゆっくりと進み本堂の内陣に上がる。びんずる(賓頭廬)尊者に健康を祈願し、地蔵菩薩弥勒菩薩の両像を拝みながら並んでいると正午のご開帳で御本尊前の戸帳が上げられ、一光三尊阿弥陀如来像の厨子を拝むことができた。地下の真っ暗なお戒壇巡りもしてから、山門に登って拝観。経蔵にも行き大きな八角の輪蔵を回して功徳を積む。きらびやかでなかなかエンターテイメント性も高く二人で楽しく参拝した。

 

 




真夏のような暑い日差しの中、帰路途中にある川中島古戦場跡の公園に立ち寄る。県立博物館に寄って川中島合戦の特別展示を拝観。古戦場跡にある八幡様にもお参りしてから、露店のおばちゃんから自然薯とりんご詰め合わせを買って帰る。

 

最終日は、自転車で初夏の軽井沢を走ってみる。雲場池が美しかったので花々や水面のカモを見ながら一周散歩。さらに聖パウロ協会と聖公会ショー記念教会を静かに訪問。そこから引き返して妻の行きたがっていたパティストリー(Takahiro Maruyama)で休憩し、「えほんごほん堂」という森の中の本屋に寄ってから帰路に着く。13時頃に出たので渋滞もなく湘南まで戻った。


















夜に息子がやってきて皆で肉を食べる。翌日は義母の3回忌法要なので諸準備をしてから休んだ。