春分の日。昨日のWBC優勝の余韻が残る朝。ゆっくりと過ごす。やはり野球はよいものだと思う。
M先生が企画された電子オルガン(エレクトーン)のイベントに出かける。場所は天王洲とのことで、品川駅からプラプラ散歩して到着。運河沿いの高層アパート群に倉庫改造型のシャレたビールレストランなどがあり、春の花とあわせてよい雰囲気。ちょっとシドニーの湾岸辺りと似た感じ。
会場は小さな小洒落たライブハウス。ベースのトレーニング楽譜を出されている○先生を招き演奏のポイントを教わりつつ生徒代表の実例演奏も行われるというもの。参加者の95%くらいが女性でオルガニスト。自分はレッスン仲間のKさんにひっついて無事特等席を確保(感謝)。
N先生は、静かで朗らかな語り口で解説して実演もしてくれるのだが、知らなかったたくさんの機能を使った繊細な音色調整、音響効果、バランス調整等があることにびっくり。また演奏技能も超絶テクで目を丸くする。参加者はほとんどがレッスン本持参。M先生はN先生とは40年以上のお付き合いとのこと。ピアノに比べて小さな世界であるが、コアなコミュニティを体感。
さらに、このライブハウスのオーナーも音響のプロとして40年以上一緒にやってきた仲とのことで、今回はメルカリで小学校から譲り受けたという大口径ウーファーやステージ下埋込みの16インチスーパーウーファー、サラウンドスピーカー等を綿密に調整してくれており、これまで味わったことのない素晴らしい音であった。自分も弾く楽器からこのような音空間が生まれるとはちょっと想像もしていなかった。
素敵な時間を過ごすことができ、心地よく帰宅した。