湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

ビーチラン Narrabeen からCurl Curl

シドニーも米国BLM抗議の動きに連動して、先住民等差別への抗議デモが呼びかけられている。一方でまだコロナ制約で集会は10人規制であることや、VIC州でもで感染者が出たこともあって政府は参加しないよう要請。首相が豪州は奴隷制の歴史はないと発言したことへの反発がおこったり、キャプテンクック等の銅像が標的にされたりといろいろ起こっている。スタジアムは1万人まで観客をOKとする等の緩和の動きがある中であるが、活動側、規制側ともになかなかやりづらい感じになっている。

 

夜の雨が上がり晴れたので、以前から順延となっていたビーチランにでかける。呼びかけ人のI さんは3日間山岳ランなどを趣味とするワイルドな外交官。F君に迎えに来てもらい、同じアパートのKさんとともに参加する。ちなみにKさんの足の大怪我の際の理学療法士( Physio)は今私がお世話になっている方であり、怪我友達である。

今日はマンリーからさらに北に上がった東海岸サーフエリアをNarrabeen からDee Whyビーチ、Curl Curlまでの10km。以前マンリーからずっと海岸沿いを北に向かって2回に分けて走ったことがああるが、その逆コース。

http://d.hatena.ne.jp/teradaya/20170129#p1

https://teradaya.hatenablog.com/entry/2018/05/13/000000

駐車場で待ち合わせて身軽に走りだすが、I さんだけはリュック背負って水やバナナを運んでくれる。サーファーやウォーカーがたくさん。とはいえ広いので空いている。

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潮が満ちていて、砂浜が広くないので走るコースに苦労する。内側は足が埋もれてしんどいし、波打ち際は固まっていて走りやすいもののたまに波に足をすくわれそうになり、ダッシュで逃げるも疲れてしまう。しかし、沖合のサーファーを見ながら、青空の下を走るのはとても心地よい。

途中、ちょっとした山道になったり、崖が迫り岩場を足を濡らしながら通過する箇所もある。Kさんは靴の脱着に苦労しているが、F君と自分はもう構わずに濡れたシューズのまま走ることにする。ちなみにI さんはストラップサンダルで水陸両用。

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小休止を挟みながら走り、サーフィンで名高いDee Whyビーチまで来て約8km。ここから小高い丘を越えてCurl Curlまでもう少し足を延ばす。

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すっかりびしょびしょであるがそれも良い / Dee Whyビーチ。サーファーとファミリーがたくさん。

 

山道になり、K さんは手術した膝に負担がかかりすぎないよう、少しペースダウン。小高い展望台からCurl Curlのビーチを眺めてくつろいだ後、慎重にくだり坂をこなして、無事到着。Uberを呼んで駐車場まで戻ったが、渋滞もあって結構時間がかった。

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Iさんが家に招いてくれたので、郊外のシドニー湾を見下ろす瀟洒なお宅にお邪魔する。外交の人たちはパーティをしなければいけないそうで、保養所のような感じのする素敵なところであった。船を見たりバードウォッチングをしたりしつつ、ビールと手料理でくつろがせてもらった。完全下戸のF君に送ってもらったが、家ではついうたた寝。脹脛がパンパンである。