湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

痛恨のクライミング

昨日30日(日)は豪州の年度末(会計年度最終日)。決算期を乗り切ったところで、天気も良く、ボルダリング日和。いつものとおり連れ立って9時半頃Lane Coveの9Degrees3号店に集合した。

I井さんが初のピンク(V2?)をクリアしたり、N井君が深いルーフ課題を4週目のトライでついに完登等、なかなか成果あり。女性陣も初陣のK宮さんが初めてと思えないバランスの良さを見せるのにつられて、各自よい登りをしていた。そうした中、自分は不調で(今週ずっと走っていて疲れた?)、初級グレードの課題に引っかかったりして気が散っていたのかもしれない。

そろそろ疲れてきて終わろうかとい時間帯には、経験の浅いメンバーがのめり込み過ぎないよう周回巡視をしていたのだが、今日はTミさんが一人でハング左端課題にチャレンジしているのを知らずにいてしまった。S田さんがたまたま通り掛かって見ていたところ、最後のゴールホールドを掴むところで取り損ねそのままマットに前向きに着地。その際に左腕が体の下敷きになったようで、骨折してしまった。

呼ばれたのですぐ飛んでいき、応急処置をして座らせてジムスタッフに救急車を呼んでもらう。アイシングパックをもらって冷やすが、口がきけないくらい痛みがある。20分ほどでようやく救急隊が到着。ストレッチャーに乗せる際も脂汗がでるような状態。S田さん、I井君に同乗してもらい、他のメンバーを帰し、自分は諸々必要品を手配してすぐに病院へ。自分の近所のRoyal North Shore Hospital (通称 RNS)となったので、救急(ER)から入り、合流。いきなり支払や保険の話から始まったり、なかなかレントゲン撮影に呼ばれなかったり、何度も同じ質問を受けたりとイライラも結構なレベルに達したが、どうにか診断がつきシビアな複雑骨折。ERで続々と重症者が来るためか手術の順番が回ってこず再びイライラと待つ(ずっと、今晩遅くか明日としか回答がない)。

一旦病棟が割り当てられるが、職場の方にも駆けつけていただいたが、結局夜遅くまで待って消灯となるころ、今日はCTのみ撮って手術は明日となったので、付き添いは帰宅。

翌日ようやく手術が無事おわり、まずは一安心となったが、今後のギプス、リハビリを考えると先は長い。明日には退院できそう(というか追い出される)なので、手分けして役割を決めたりしておく。幸い麻酔が適切に効き、見舞い時には痛みはないとのことでよかったが、今後術後はいたいのだろうと思ってしまう。ともあれ、お花を喜んでくれてよかった。

今回を機に、再度安全に注意することを皆で確認しあうこととしたい。自分に取っても痛恨のできごとであった。

 

 

ホンダPU搭載のレッドブルがF1オーストリアでついに優勝。フェルスタッペンの最後の驚異的な追い上げと何度ものオーバーテイクは久々の大興奮もの。Youtubeの映像を何度も見てしまった。