湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

真夏の鉄道旅

仕事で夏のブリスベンへ。一応温帯のシドニーに対して、亜熱帯のブリスベン。やはりねっとりした湿度と燦々と降り注ぐ日射にやられてしまう。

朝飛行機で移動して、午後の会議を終えてから、再びNSW州のニューキャッスルへ移動。こちらは小さな空港なのでプロペラ機となる。

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ブリスベンは川の街。しかしなにしろ蒸し暑い。

 

機材が小さいので持ち込み荷物のうち頭上コンパートメントに収まらないものは、タラップの手前で荷物室に預けることとなる。自分の古いアルミケースはかつかつ収まるのだが、指示に従って預けて機内へ。

降りる際に受け取るべきところ、ついふらふらとターミナルに入ってターンテーブルに向かってしまう。気づいてもどろうとしたら警報アラームがけたたましくなり断念。同僚が気を利かせて持ってきてくれた。申し訳なし。

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夕暮れのニューキャスル空港。当然のごとく歩いてターミナルへ。

 

ニューキャスルは世界最大のバルクターミナル(ばら積み荷物の港)とのことであるが、空港は小さいしエアポートホテルもコンパクト。

宿について、ひと段落してからTVで全豪オープンのクビトバ対地元期待のAsh Barty戦を見るが、Bartyは敗退(TVでは”Ash Party is over"との報道)。来年に期待である。チェコのクビトバはサウスポーで贔屓にしておく。

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全豪オープンは熱戦(特に錦織は驚異の大逆転等長い試合が多い)続きであるが、一方この夏の時期は山火事(Bush Fire)の時期でもある。タスマニア島での大規模山火事、全土での熱波(Heat Wave)など頻繁に報道されている。山火事警報は、「危険(Dangerous)、とても危険(Very Dangerous)、非常事態(Emergency)、破滅的(Catastrofic)」の4段階。とても近寄りたくないと思う。避難指示も「○○地区は、2時間内に炎に囲まれるので直ちに避難」等、非常に具体的で怖い。

タスマニア南オーストラリア州は南極に近く緯度が高いのに、なぜか気温が高い。もっとも中央部アリススプリングスなどは40度後半でレベルが違うが。

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 タスマニアは避難警報発令 / 全土で熱波(ヒートウェイブ)。紫は特に怖そう。

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ホテル裏に黒いカケスのような鳥  /  世界最大の港のある町なのに鄙びた感じ

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ニューキャスルには砂丘がある

 

翌日、仕事を終えてからクラシックな地元カフェで食事をして、電車でシドニーへ。2時間半の豪華列車であるが、運賃はなんと約6ドル(約450円)。非繁忙期の料金は安い。快適な移動となったが、残念ながらオフィスで大残業。長い1日となった。

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NCS電車

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 アルミ製の2回建て車両 /  結構豪華な車内(約3割くらいの乗車であった)