仕事で夏のブリスベンへ。一応温帯のシドニーに対して、亜熱帯のブリスベン。やはりねっとりした湿度と燦々と降り注ぐ日射にやられてしまう。
朝飛行機で移動して、午後の会議を終えてから、再びNSW州のニューキャッスルへ移動。こちらは小さな空港なのでプロペラ機となる。
ブリスベンは川の街。しかしなにしろ蒸し暑い。
機材が小さいので持ち込み荷物のうち頭上コンパートメントに収まらないものは、タラップの手前で荷物室に預けることとなる。自分の古いアルミケースはかつかつ収まるのだが、指示に従って預けて機内へ。
降りる際に受け取るべきところ、ついふらふらとターミナルに入ってターンテーブルに向かってしまう。気づいてもどろうとしたら警報アラームがけたたましくなり断念。同僚が気を利かせて持ってきてくれた。申し訳なし。
夕暮れのニューキャスル空港。当然のごとく歩いてターミナルへ。
ニューキャスルは世界最大のバルクターミナル(ばら積み荷物の港)とのことであるが、空港は小さいしエアポートホテルもコンパクト。
宿について、ひと段落してからTVで全豪オープンのクビトバ対地元期待のAsh Barty戦を見るが、Bartyは敗退(TVでは”Ash Party is over"との報道)。来年に期待である。チェコのクビトバはサウスポーで贔屓にしておく。
全豪オープンは熱戦(特に錦織は驚異の大逆転等長い試合が多い)続きであるが、一方この夏の時期は山火事(Bush Fire)の時期でもある。タスマニア島での大規模山火事、全土での熱波(Heat Wave)など頻繁に報道されている。山火事警報は、「危険(Dangerous)、とても危険(Very Dangerous)、非常事態(Emergency)、破滅的(Catastrofic)」の4段階。とても近寄りたくないと思う。避難指示も「○○地区は、2時間内に炎に囲まれるので直ちに避難」等、非常に具体的で怖い。
タスマニアや南オーストラリア州は南極に近く緯度が高いのに、なぜか気温が高い。もっとも中央部アリススプリングスなどは40度後半でレベルが違うが。
タスマニアは避難警報発令 / 全土で熱波(ヒートウェイブ)。紫は特に怖そう。
ホテル裏に黒いカケスのような鳥 / 世界最大の港のある町なのに鄙びた感じ
ニューキャスルには砂丘がある
翌日、仕事を終えてからクラシックな地元カフェで食事をして、電車でシドニーへ。2時間半の豪華列車であるが、運賃はなんと約6ドル(約450円)。非繁忙期の料金は安い。快適な移動となったが、残念ながらオフィスで大残業。長い1日となった。
NCS電車
アルミ製の2回建て車両 / 結構豪華な車内(約3割くらいの乗車であった)