湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

バンフマウンテンフィルムフェスティバル in シドニー

ボルダリングの知人が教えてくれたので急ぎ予約をして、バンフマウンテンフィルムフェスティバル へ。前回は売り切れだったのだが今回はうまく入手。ニュートラルベイのもう少し先にある老舗映画館Orpheum Cinemasで夜8時開始(終演11時30分)だが、満員であった。年齢層は様々だが、オージーは冒険が好きなようで大にぎわいである。35.5AUD(約3千円)。

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風格のある1930年代から続く映画館

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満席であった。

フィルムは前半後半それぞれ4本ずつなのだが、今回はタスマニアの海からそそり立つ岩塔「トーテムポール」を舞台に、ここで遭難して障害を負ったクライマーが18年後に再チャレンジする「Doing it Scared(怖いことをやろう)」があったがこの作品の主役Paulと撮影担当のMathewが会場に来ていて、中休みにトークをしてくれた。ほぼ片手が使えないPaulは再開時の気持ちを聞かれ、「初のリードは脈拍があがったが数メーター登ると急に静かに落ち着いた。屋内ジムのクラス9(デシマルで5.5くらい)なのだが、クライミングは極めて主観的(Subjective)」と。自分もなんども中断したので少しだけわかる気がした。

バックパッキングの主人に60日連れ添った犬の視点作品「Ace & the Desert Dog」、30年代のコロラド川カヤック下りフレンチトリオへのオマージュ作品「Voyagers w/o Travce」、空中演奏会「Metronomic」(これは会場大ウケ)、イランのスキー「A Skier's Journey」、プロクライマー3人が初級パラグライダーでメキシコ最高峰から飛ぶ「Fledglings」女子ボルダリングチャンプAngie Payneがジャングルの泥まみれ岩塔を登る「Poumaka」、最後にバイクトライアル名手Danny Macskillの軽快な「Wee Day Out」(個人的にはこれがお気に入り)。あっという間の楽しい時間であった。

➡ http://banffaustralia.com.au

ちなみに次回はこれらしい ➡「Radcalreels」http://www.radicalreels.com.au