湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

大阪中の島ミニウォーク

出張で大阪へ。ちょっと早く着きすぎてしまい、ホテルにチェックイン後次の予定までに3時間弱の時間ができたので、中の島をぐるっとめぐることにする。センタービルを起点に反時計回りに歩き、肥後橋淀屋橋と過ぎて難波橋まで30分。川沿いにカフェやレストランがあり、一番橋に近いモトカフェで昼食とする。雨もあがり風が心地よいテラス席に陣取る。クロックムッシュとコーヒー。

淀川は濁っているが、カルガモが2羽、遠くにセグロカモメ(?)の群れ。と思ってみていると、カワウが1羽潜水採食中。ずいぶん顔の黒い奴で、長いこと潜って何かを取っていた。

青磁 海洋考古学12神宗20

f:id:teradaya:20151122124141j:image:w360 難波橋のライオン

f:id:teradaya:20151122124140j:image:w420 モトカフェ

f:id:teradaya:20151122124139j:image:w310 f:id:teradaya:20151122124138j:image:w310

ランチ。後ろは東洋陶磁美術館     / 結構船も通る。後ろは公会堂。

f:id:teradaya:20151122124137j:image:w320カルガモたち

橋を渡ったところに、市立東洋陶磁美術館があり、特別展の「新発見の高麗青磁 ―韓国水中考古学成果展」を拝見。水中考古学とは?と疑問に思って解説をみてみると、高麗時代(8~12世紀)に朝鮮半島西岸で海底に沈んだ沈没船が近年発掘され、研究されたものとのこと。大量の状態のよい青磁器が木簡等の記録ともに引き上げられ、生産や流通の研究が飛躍的に進んだらしい。陶磁器の研究は地上の古墳で発掘がベースと思っていたため、こうした研究分野があり急速に進んでいることには大変驚いた。短い時間であったが、美しい高麗青磁を堪能し、また展示の工夫や解説もあって勉強になった。

なにわ橋駅から京阪で中の島駅まで戻り、仕事に復帰。