湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

ファインダー性能改善とホドラー展

これまで愛機OM-D(E-M5)のファインダーが随分と小さいのでcマウントやContaxGマウントレンズ等使用時のマニュアルでのピント合わせがやりづらかったり(自動で7x等拡大になるのも全体が見えなくなり不便)、超望遠で遠方の鳥を追う時も背景に紛れたりと困っていた。カタログではファインダー倍率1.15倍となっているが35mm換算だと半分なので0.53倍。AFのないフィルム一眼(e.g. Nikon FMやCanonF-1)の頃のような大きく見やすいファインダーとはいかないが、ベルボンが輸入している1.3倍マグニファイアを入手して取りつけてみた。これで約1.5倍(35mm換算で約0.75倍)となり、随分大きくなった。光学ファインダーには到底かなわないものの良い感じである。

この製品の正式の適合タイプにE-M5は入っていないが、あるブログで取り付け可能なことを知った。モニターとの自動切り替えは使えないので手動となるが、これは自分はまったく気にならない。どころかむしろ好ましい。取りつけもスクリューでしっかりなので純正アイピースよりずっと良い。足が治ったら鳥撮影で早速試してみたい。

f:id:teradaya:20141213223226j:imageマグニファイヤー装着

今朝は都内病院の定期検査。異常なし。

そのまま、上野国立西洋美術館の「ホドラー展」を見に行った。かなり空いていてゆっくりと見ることができた。初期の暗い画風が光をに向かっていく過程、平行線等のパターンと動きの調和に“Rythmn”を見出していく様子、人物のみならず山や湖の景色にもそれを見出す段階等、解説が分かりやすくてよい。色も魅力的であるし、構図のパターン化を雲の形状や弧を描く地平線で作りだすのは特徴的。

やはり山屋としては、ユングフラウモンブラン、メンヒやアイガーといった山の絵が好きだ。美術館は松葉杖にもやさしい構造でよい所である。

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上野の山も紅葉。銀杏が多い

不忍池で冬鳥を見ようとあるいたが、ギブスの足ではかなりしんどい下りなの今日は断念。また次回。

先週、すぐ前の御屋敷の建て替えで毎年咲いてくれた梅の木と松の大木達が切られてしまい、とても残念。

機材:iPhoneのカメラ機能