湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

ウルル&カタジュタ2(ウルル散策&星空の夕食)

日の出も見たい、が朝食ビュッフェをスキップすることはままならぬ、との相棒からのお達し。ここで間違えは許されまい。

朝食をボックスにしてくれるサービスはあるとはいえ、ホテルフロントは「中身が限られるからやはりビュッフェがオススメ」とのことであり熟慮。まず、日の出を見てから一旦ホテルに戻り朝食。それからウルルのハイキングに行くこととする。

サンライズエリアは、ウルルを周りこんだ側にあるので距離が遠く、おまけに駐車場から5分ほど歩くようなので、6時半にホテル発とし7時半の日の出に向かう。こちらは太陽の力が強いので、日の出前でももう充分明るく歩くのにもライトはいらない。カタジュタも遠くに見通せる気持ちの良い朝。

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ゆっくり朝食を食べてから、リゾートエリア内ショップでお昼の軽食や水を購入。今日2度目のゲート通過でおばちゃんに挨拶してウルルに向かう。西側のマラ(Mala)駐車場はほぼ満車。登りたい人が多いようだ。我々は反時計回りにウルル一周をと思い、大きな岩のつながる道を行く。近づくとまったく違う岩の姿である。自然のシェルターや複雑な造形は、宿となり祭事の場となったのだとされている。今も神聖な場所として写真撮影等しないようにとの表示も多い。そうした場所に対する敬意をきちんと持っていたいと思う。

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マラウォーク出発点 / 光が強い

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カンジュ(Kantju)渓谷

しかし、1周9kmのベースウォークはなかなかハードルが高かった。なにせトイレがない(駐車場からも500m位離れたところにちょっとあるのみ)ので一旦戻り、今度は時計回りに南側のウンガタ(Ungata)&クニヤ(Kunya)ウォークに行くが、これも同様の制約で折り返し。清涼な空気の中を非現実的景色を眺めながらうろうろ散策して楽しんだので歩行距離は11km。

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ウンガタ(Ungata)&クニヤ(Kunya)ウォーク

ウルル西側にはカルチュアルセンターがあるので寄っていく。日本語でも解説が一部あるので助かる。先住民のものなのか、すべての人のものなのか、いろいろな議論があったうえで、今は原始の持ち主に一旦返したうえで現政府が借り上げるとの形。

今日はちょうど新月となる。野外ディナー「サウンド・オブ・サイレンス」を知人の推奨もあって予約したのだが、これも月の光がない日にぜひとのことであり、星空を楽しみにする。

ホテルに5時25分集合、大きなバスでダートを走行して小高い丘に登る。カナッペとシャンパンで夕暮れを楽しみ、アボリジニ音楽の演奏を聴くとの趣向。日が落ちてから、テーブルに案内され3コースのディナーとワインが振る舞われる。

照明を消すと、満天の星空。天の川がこれほど明るいとは。星が多すぎて星座がわからないほど。妻が喜んでくれてなによりである。乏しい知識で南十字星の見つけ方を教えてどうにか面目を施した。

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夕方からシャンパン / 夜の野外ディナーとなる

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暮れるウルル

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砂漠の日没 / 遠くカタジュタの夕暮れ

部屋に戻ってから、深夜に二人で星を見る。昼間にリゾート内の展望所(Lookout)に登ったのだが、途中の駐車場先でもう充分であった。

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