湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

ローレンストンをうろうろ

久しぶりに山歩きをしたので、体が痛い。ゆっくり起き出して、帰路に着く。

せっかくなので、ロンセストン(Launceston)の古い街を歩いてみる。シドニーホバートに次いで古い町だそうで、英国様式に倣って町を整備したのだそう。街中は観光客は少ないので、白人の社会だとつくづく思われる(もちろん街中の人たちは大抵親切だが)。

f:id:teradaya:20180105193940j:image:w300 f:id:teradaya:20180105193929j:image:w300

f:id:teradaya:20180105193934j:image:w300f:id:teradaya:20180105193927j:image:w300

1800年代からの美術館 / 左端はこれでも保健所の建物

f:id:teradaya:20180105193923j:image:w300 f:id:teradaya:20180105193920j:image:w300

市民公園に行くと、サル山!ニホンザル(Japanese macaque)は珍しいらしく、大勢の人で賑わっていた。大家族とか温泉も好きとかいろいろ解説も立派。芝生広場や小さな温室植物園(アジサイがたくさん)もあり、皆のんびりと過ごしている。

f:id:teradaya:20180105193916j:image:w300 f:id:teradaya:20180105193913j:image:w300

サル山(ガイドマップにも載っている人気スポット)/ オージーには珍しいようす

f:id:teradaya:20180105193910j:image:w300 f:id:teradaya:20180105193906j:image:w300

向かいの博物館のあるエリアも人気のようであるが、駐車場に線路があるのにちょっと驚く。トラムに注意とか書かれている。ちゃんと駐車券を買って貼っておかないと!元気な係員がビシバシ見回っていた。博物館はモダンな建物で、恐竜から動植物、レジャー活動の歴史、18世紀の難破船Sidney Cove号の発掘調査結果等どれも大いに興味をそそられ、1日十分楽しめそう。子供の体験アトラクション施設などもあるし、各コーナーとも工夫を凝らした展示がユニーク。

f:id:teradaya:20180105194620j:image:w300 f:id:teradaya:20180105194615j:image:w300

f:id:teradaya:20180105194605j:image:w300 f:id:teradaya:20180105194612j:image:w300

Wedged-tailed Eagle (オナガイヌワシ

f:id:teradaya:20180105194559j:image:w300 f:id:teradaya:20180105194553j:image:w300

後ろ髪引かれながらも、次の目的地南に20km下ったウルマーズエステイト(Woolmers Estate、1816年建造の豪農屋敷で囚人施設群世界文化遺産のひとつなのだそう)に行ってみる。途中、小さなロングフォード(Longford)の町のさらに郊外農地にあり、たどり着くのに狭い舗装路(でも100km速度規制!)などを延々と通っていく。円形の塀に囲まれた中の屋敷&施設小屋、車両小屋等に加え、その周りにも大きな建物や庭が広がり、博物館のような広さ(その割に、敷地入口の案内は小さくてわかりにくいが)。

f:id:teradaya:20180105194548j:image:w300 f:id:teradaya:20180105195645j:image:w300

こんなとこが100km制限! / フライフィッシング向きのゆったりとした流れ

f:id:teradaya:20180105200222j:image:w300 f:id:teradaya:20180105194543j:image:w300

豪農のお屋敷

f:id:teradaya:20180105194540j:image:w300 f:id:teradaya:20180105194533j:image:w300

昼前になったので、引き返して今度は北上して、タスマニアワインのワイナリーに向かう。バス海峡からロンセストンまで緩やかに入り込んでいるようなタマル河(Tamar River)は河川交通に役立ち(今は観光船ルート)、また川沿いの気候がタスマニアワインを生んでいるのだそう。河の西岸のホルムオーク(Holm Oak)というワイナリーにたどり着くまでに、湖のような青い川とくねくね道沿いのぶどう畑等、うらやましい風景が続く。ワイナリーは随分街道から離れているのにひっきりなしにお客が来ていた。親切な店の方の助言をもらって、白のアルネイス(Arneis)というあまり見ない品種と赤のピノノワールを1本ずつ購入。

f:id:teradaya:20180105195643j:image:w300 f:id:teradaya:20180105195640j:image:w300

f:id:teradaya:20180105195637j:image:w300 f:id:teradaya:20180105195635j:image:w300

最後に、河を渡って東に移動して、今が開花時期のラベンダー畑が広がるブリッドストゥ(Bridestowe)農場へ。世界最大のラベンダー畑(東京ドーム20倍だそうな)を大勢の観光客と見学。これだけ人が多いとなかなか写真が撮りづらいほどであったが、確かに青い畝のつながりは圧巻であった。

f:id:teradaya:20180105195629j:image:w300 f:id:teradaya:20180105195632j:image:w300

f:id:teradaya:20180105195626j:image:w400

余裕を持って空港へ。一人旅ゆえ三日で1,230kmを走り、さすがにの結構くたびれた。空港で待っているとメルボルン行きは遅れた上に結構となり、翌日回しの人がでていた様子。ジェットスターは格安だがいろいろあると聞いていたのだがそのようである。幸いシドニー便は予定通りで、順調に帰宅した。

f:id:teradaya:20180105195623j:image:w300

19時半頃。メルボルン行は遅れた上にキャンセルに