湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

豪州のコーヒー

豪州のコーヒー文化は独特で、個人経営店がいたるところにありそれぞれ愛されている。スタバはすっかり苦戦しているようで私はまだ1店しか見かけたことがない(2014年に撤退を決めたとのこと)。メニューにも、アイスコーヒーやアメリカンとかは無く、当然ブレンドとか言っても通じない。コーヒーの呼び方も独特である。いろいろな解釈はあるようだが、どうやら以下のようである。

*ロングブラック  エスプレッソに熱湯を注いだもの。「ブラックコーヒー」に近い。

エスプレッソ  小さいカップで出される濃いエスプレッソ(ショートブラックとはあまり言わないようだ)。ダブルもある。

*フラットホワイト

泡のない(つまりフラットな)ミルクを入れたコーヒー。日本のラテに近いと思う。ラテアートもついてくることも多い(私はほぼ毎日フラットホワイトを頼んでいる。砂糖を入れるか?と毎回聞かれる。

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FYはフラットホワイトの意。下に名前が書かれていてできたら呼ばれる / 右はカプチーノのC(どうみてもO)

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いろいろなカップがある。左は仕事場の1階のカフェの。右はブリスベンの。


*ラテ  エスプレッソに、温めたミルク(スチームドミルク)と泡立てたミルク(フォームドミルク)を注いだもの。たしかにフワフワ感がある。

カプチーノ

ラテよりミルクが多い(といわれるが、私は差がわからず)。チョコレートパウダーが振りかけてある。

モカ

チョコレート入りのラテで甘い。

*マキアート 

エスプレッソにミルクを少量加えたもの?

f:id:teradaya:20161203220732j:image:w300フラットホワイトのケーキセットはこんな感じになる

ちなみに、大きさはレギュラー(中)、ラージ(大)というと通じる。トールとかショートは通じない。私のよく行く店ではロングブラックは大きさにかかわらずAU$3.5、ラテやフラットホワイト、カプチーノは「White(ホワイト)」とまとめられていて、レギュラーAU$3.5、ラージAU$4.5と差がある。

席で飲むときは「Here(ヒア)」というと、番号札を渡され、席に持ってきてくれる。事後払い。持ち帰りは「Take Away」で、注文して代金払うと名前を聞かれ、出来たら呼ばれるので窓口でもらう。一杯一杯丁寧につくるので、時間がかかるのだが、皆平気で10分、15分は待っているのも結構新鮮に思えた。日本はせっかちなのかもしれない。

アイスコーヒーは無い!夏でも当然のように熱いコーヒーを皆飲むのだそうだ。

アフォガードという、アイスクリームにエスプレッソをかけたのもあるが、これはデザートか。

慣れないうちは、「トールブラック」とか「ロングホワイト」とか言い間違えて、その都度「?」という顔(また謎の注文をする客が来たぞといった感じ)をされたが、まあなんでも慣れるものだと思う。

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こんな感じ(ここはHK系で超カジュアルな店)/ シティのオフィス街だとやはり格好良い店になる