湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

オオルリ

朝早起きして、再度日向渓谷へ。一番上の駐車場に6時前に到着。まだ数台しか車が停まっていない。早速車止めゲートを越えて林道を歩くと、囀りがたくさん聞こえる。ホトトギス、ツツドり、ウグイス、ヤマガラ、そしてオオルリと思われる声も。前回ホオジロが鳴いた杉の木を目指して歩くが、その手前の高い杉のてっぺんに黒っぽい小鳥がとまった。数枚写真を撮ってから双眼鏡で見ると、やはりオオルリであった。

f:id:teradaya:20150517062605j:imageちょっと逆光

しばらく尻下がりの美声を聴かせてもらい、トレランの人たちに抜かれながら上流へ歩く。ホオジロの木でしばらく待ったが成果なく、もう少し上まで行くと、エナガの10羽程の群れが横ぎっていったり、ヤマガラが梢で餌を啄ばんだ後囀ってくれたりした。

f:id:teradaya:20150517070658j:imageヤマガラはのんびり鳴く

7時くらいになるとだんだん声も少なくなってきたので引き返すことにした。オオルリの声がまた聞こえるのでじっとしていると、再度先ほどの杉の木の上で囀り始めた。ちょっと距離が遠いがほぼ水平の位置から姿を見ることができ、10分程もゆっくり楽しませてもらった。どうやらこの木がお気に入りのようである。

f:id:teradaya:20150517072141j:imageかなり遠くから

車まで戻って、反対側の道路を登りカワガラスの滝を見てみた。とても運悪くおばあさんと孫が登ってきて大きな声でお話。滝に飛び込む姿は見えたが、写真は残念ながら撮れず。閻魔堂のミソサザイも今日はいないようであった。

ともあれ、10代のころからずっと好きだったオオルリとの巡り合い、念願かなって嬉しい朝であった。

午後に「攀」へ。息子はテスト勉強なのでひとり。とてもすいていた。

コンペの後で、D~Iの各壁はホールド変更中。FとG(被り系)の新作6、5級を全部登り、F壁新作赤■(4級)にトライ。ラストから2手目のマッチが大変厳しく、持越し。

変わっていないC壁(垂壁)の右端水色棒(3級)をやってみる。さすがに厳しくゴールタッチまで。まだ道は遠い。久々にA壁(スラブ)もやってみることとし、赤^(4級)を一撃。

一番奥のE壁(薄被り)でコンペのジュニア予選課題(たぶん4か5級)を一撃し、新作5級2つも苦労しつつ初見クリア。赤■(4級)は左上して四角いボテをとるところで苦労していたが、常連の若手が登るのを見せてもらい、自分も完登。5時ころになると混んできたので退散。

機材 OM-D E-M5 + Lumix100-300mm