湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

シメの囀り

息子が学校の合宿に行ったので、妻と二人で大磯高麗山~湘南平の探鳥会に行く。このエリアは馴染み深いが、探鳥会は初めて。

早起きして、バスで高麗神社に7時15分着。Kリーダーの下で約25人が集合。春本番で花々も咲き、鳥もさえずりの季節であるが、この一週間の冷え込みが続き風は冷たく手がしばれる程。

f:id:teradaya:20150412215716j:image:w300山吹満開

歩き始めるとすぐに境内にアオジとクロジがいるとの声。ぜひクロジを見たかったが残念ながらすぐに飛んでしまった。そこから急登であるが、途中木の上にエナガが2羽。子育ての最中らしく虫を加えている。ジュルリという独特の鳴き声で愛らしい。この後、キビタキの複雑で美しいさえずりがたっぷり聴けた。シリシリというヤブサメの声も。

f:id:teradaya:20150412220207j:image:w300エナガ

山頂に出ると、地元の方が祭りの準備。寒いのに半袖のひともいてびっくり。キビタキの声が再度聴けた。ここでは愛嬌のあるヤマガラが1羽、羽繕いをしながら何度もさえずっていた。シジュウカラよりもやや低めのゆっくりとしたツーピーである。足元には春の花が咲き、花が好きな妻は皆さんに教わる。

f:id:teradaya:20150426081314j:image:w300ヤマガラさえずる

f:id:teradaya:20150412220210j:image:w300クサイチゴ

f:id:teradaya:20150412221425j:image:w300アケビ

湘南平に歩き始めてしばらく、稜線の南面でオオルリのさえずりが聞こえるとKリーダー。徐々に音程の下がる美声。5分ほど静かに待ったが、残念ながら姿は見えなかった。続いて、「ショーチューイッパイグイー」と聴きならすとのセンダイムシクイの声。頭上の枝にいて、どうにか探すことができた。ムシクイ科は見分けは困難だが、それぞれさえずりは全くことなるそうだ。数年前には新たな種(オオムシクイ)が定まった等、興味深いお話を聞く。

f:id:teradaya:20150412220209j:image:w300センダイムシクイ

f:id:teradaya:20150412220208j:image:w300ムラサキケマンの綺麗な露

正面右手にしきりに花をついばむシメの姿。艶やかで美しい。しばらく枝にいたが、その後ピーチュルクーチュルとさえずっていた。シメのさえずりが聴けるのはかなり珍しいことだそう。なかなか美声。

f:id:teradaya:20150412220211j:image:w300シメ

今日は花見の宴があるそうで、そこからはちょっとペースアップして湘南平へ。ヤマザクラがまだ咲いていて春の晴天(風は冷たいが)。今回、妻がお世話になっているOさんのご主人もこの探鳥会のお世話をしている「こまたん」のメンバーでいらっしゃると聞いていたが、ごあいさつができた。大変親切にしていただいた。今日は息子が午後帰ってくるので、皆さんにお礼を言った後、大磯駅まで歩いて戻った。

f:id:teradaya:20150412215717j:image:w300湘南平から遠望

f:id:teradaya:20150412220206j:image:w300息子愛用のアオバトマグ(以前Oさんにいただいた)


午後から、「攀」へ。取り置きしてもらっていたローグを引き取り、早速使用。

先代より、ハーフサイズおおきい9 1/2だが、よい感じ。ソールのC4はやはりビブラム系よりグリップがよいと思う。しかし、肝心の登りは不調。E壁の持ち越し宿題赤■(4級)はどうにか2撃で落とすが、あとはへろへろ。I壁↑5級を登ったが、あとは5級がことごとく登れず、最後は6級もダメ。グレードが厳しくなったの?と思わず考えるほど。要精進。

ということで、ジムにも寄って、選挙に行って終了。

f:id:teradaya:20150412220205j:image:w3005.10ローグ

OM-D E-M5 + Lumix100-300mm