湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

富士を見て瀬戸をわたる旅

中央線沿いの外堀に冬のカモが渡ってきた。まずはスズガモが10羽ほど。これから増えてくるのが楽しみである。

 

週末に四国に仕事に行き、その後瀬戸内の母のもとにもいくので、手土産として銀座「空也」のもなかを買っておく。

小ぶりで餡がみっちり詰まってうまい

 

木曜、松山空港に向かって羽田を発つと、湘南海岸の上空をとおり伊豆大島までよく見える。左窓側だったのだが、雪をかぶった富士がすぐ下に見える。「頭を雲の上に出し」でよい景色である。着陸前には瀬戸内海を越えて石鎚の峰々がよくみえた。

吉田大沢側。火口右奥剣ヶ峰がよく確認できる。

石鎚は海からすぐに立ち上がっているようにみえた

 

翌日も快晴で駅前からも石鎚がよく見える。高校生の時、四国総体で熊笹の道を瓶が森に登ったのをちょっと思い出した。

一六タルト、母恵夢(ぽえむ)、山田屋饅頭とよいお菓子がたくさんあるので少しずつ購入。特選ミカンジュースというのもあったので、田舎の母に一本購入。自分用には「石鎚山」の純米酒

 

三津浜港にタクシーで行き、防予汽船のフェリーで柳井港に渡る。快晴で波もなく快適な船旅。乗客は三十人くらいであろうか。周防大島を回り込んで本州に近づくが、途中柱島という島の沖合を通る。かつての日本の連合艦隊の泊地であるが、ちょうど吉村昭の小説「陸奥爆沈」を読んだところであり、ずっと海面を見てしまう。

柱島と小島。遠くに江田島

大島大橋をくぐるともう柳井/   右の白い建物はかつて将棋タイトル戦も行われた大観荘だが昨年廃業したそう

 

母のいる家の戻り、週末を過ごす。弟も戻ってきたので、事務仕事やらいろいろやっておく。古民家レストランでおいしい雑炊を食べさせる店があるというので行ってみると、とても不便な場所にあるのにたくさんの客で賑わっていてちょっと驚いた。