夏に向かう頃になると山に行きたくなるのは昔からの習性のようになっている。NHKで黒部の山賊として三俣蓮華・雲ノ平等の小屋番の番組をやっていた。学生の頃、行った黒部源流、東沢や上の廊下など思い出す一方、そういえば雲ノ平や高天原、黒岳(水晶岳)や黒部五郎岳等まだ行っていないことを思い、山行意欲が湧いてくる。伊藤新道の修復等が取り上げられていたので、久々に古い地図とそれが付属していたガイドなど見てみる。昭和52年(1977年)版なので45年も前のもの。伊藤新道はもちろん現役、横尾から常念への一の股谷ルートや上高地から霞沢岳や六百山直登などもルート表示されている。中の湯温泉は鎌トンネルの側だし、今の焼岳への直登ルートはまだない。とはいえ、大半のルートは意外なほどいまも変わらない。
ニッカー、革靴、帆布のキスリングにウッドシャフトピッケルを落とし刺し。クール!
今年こそは久々に穂高か剣を見にいこうと思う。高校生以来で常念でも再訪してみたい。まずは腰痛を何とかしなくては。