湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

シドニー健康診断とコンタクトトレーシング

昨日はボルダリング仲間I さんのラストクライミングとして、夕刻に9DW(Waterloo店)に集合。N君、K口さん、イタリア男C。怪我をしてボルダリングはやめたHさんも見学にきてくれる。Iさんは最後ピンク(V2-V3)を6つ登り、上達ぶりを見せつけてくれ、とてもうれしい。つられて少し頑張って追い込んでみた。遅くなったが遅くまでやっている韓国焼肉で軽く食べて帰る。日本でもまた登ろう!

 

火曜。昨日からブリスベン都市圏はコロナ拡大防止のため3日間のロックダウンとなった。あっという間に10人くらいに拡大している。

日本に戻る度に健康診断(人間ドック等)を受けていたが、コロナ規制で今はできないので、シドニー医療機関と相談して健康診断メニューをつくった。バリウムの胃レントゲンはほとんど無いとか、胃カメラが猛烈い高い等いろいろあったが、どうにかメニューができたので、まずはお試し1号として本日私が受検することとした。当地では人間ドックはないので、医療検査機関数箇所を周りながら検査を受けることになる。

昨日までに問診票(メールで提出)や検体サンプル(日本のとほぼ同じ)を準備し、朝のバスでCBDのマッコリーストリート沿いの最初の検査所にいく。病理学(pathology)の看板で、ここで検体提出、採血、心電図を実施。いろいろなドクター(GP)から紹介されてきた人たちに混じって受付。早口の言葉が良き聞き取りにくかったりしたが、なんとか呼ばれて検査室へ。青いスカーフを巻いた女性スタッフが無表情で淡々とやってくれる。黒ずくめの服装でちょっと違う感じ。心電図はシールを各所に貼りそれに電極コードをプラグでつまんで留めていく方法で珍しかった。20分ほどで終了し、次の検査機関まで約300m歩いていく。

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朝、200番バスでハーバーブリッジ経由でCBD東部へ/  マッコーリーストリートで次の機関へ

 

ここで、携帯にNSW州保険局 (NSW Health)よりテキストメッセージが届く。驚くべきことに、20日以降ブリスベンに滞在してNSWに戻った人はブリスベンのロックダウン同様に自宅待機(Stay Home)が要請される、とのこと。これは予想していなかった。Medical Careは除外されるとの記載もあるので、急ぎ検査を終えて帰宅することとする。

f:id:japaneseclimber:20210330204329j:plain いきなりSMSが届く


2つ目は胸部レントゲンと腹部超音波。ここでは、オージー流の明るい受付と親切でとても美人の検査技師が対応してくれた。「息を吸って」は「Breeze In」、「止めて」は「Hold your breath」、「吐いて」は「Relax」あるいは「Breeze Out」。いろいろ勉強になる。約40分。

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2番目の検査機関(レントゲン等)     /   検体サンプルは3つ。やり方は日本のと一緒

 

通りを戻って、NSW図書館すぐ向かいの3つ目の機関に向かう。視力検査、眼底検査。どう見ても眼鏡店にしか見えないが、受付に聞くと地下の検査場に案内してくれた。中華系の女性技師が丁寧にやってくれる。「Reading Glasses」もあるか?と聞かれそちらでも検査してくれる。眼底検査は額を押し付ける圧力(とてもデリケート)で青緑赤と変る機械で行い、これも日本では見ないタイプ。検査説明も丁寧でありがたかった。これですべて終了で、あとは別途総合説明をGP(一般医)にしてもらうことになる。

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3つ目の視力検査機関           /   向かいの王立植物園(Royal Botanic Garcen)

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マッコーリー通りは落ち葉がはじまっている  /  

 

今日は休暇を取っているので、このあとコーヒー教室(一応大学の1日コース)を予定していたのだが、さすがにこれは必須(Essential) 活動ではないので、急遽キャンセル。事情を話すと無料で予約を日時未定(hold)にしてくれたので、後日あらためてとする。

それにしても、急に規制が入り、またコンタクトトレーシング(どの州でも、ホテル、レストラン、空港等でQRコードで登録が求められ、そこで携帯電話番号等がトレースされる)のためきちんと連絡が来る。よい仕組みではあるが、簡単に州外には出られないとあらためて思ったところ。