昨年末のコジオスコ登山隊が上首尾であったので、第2弾でアッパーハンターバレーのバーニングマウンテン(燃える山、地下で炭層がずっと燃えている山)のハイキングを企画したが、今年は冷夏で雨が多く、今回もあいにくの雨模様。しかし、そこはスカッとワイナリー巡りに切り替えて、土曜朝雨の中シドニーを出発。なにせMさんはワインテイスティングの雰囲気は好きだが全く飲めないという優秀なドライバーであり、他の3名(Nコーチ、Oさん&私)は存分に飲めるという旅である。
3時間半で無事ハンターバレーへ。まずは、チーズを調達しにハンターバレーチーズファクトリーへ。とりあえず持ってきたワインで乾杯し、ついでNコーチオススメのPotters Brewery に向かい、ビールテイスティングしながらランチ。
チーズ各種を調達。皆詳しくないので適当に美味しそうなのを。
昼食はブリュワリー Potters Brewery
午後まず小さなワイナリーEarnst Estateへ。5ドルで10種類近いテイスティングをさせてくれる良心的なところ。霧雨けぶるなか、いろいろ飲んで早速2、3本ずつ購入。
続いて、Mさん、OさんオススメのGun Dog。前回きたときにとてもよかったそうで、今回はGun Dogを良く評価しているサイトで同じく推奨されているワイナリーを選んだそう。実際、濃厚な赤、爽やかな白とも美味しく、またも皆で買い込む。
ローカルのスーパーで追加物資を買い込んで、宿に急ぐ。Brokeの街からさらに走ったところにある一軒家(Rosamund House)にて、すき焼きパーティとする。各自一部屋あるので広々として良い。やたらと飲んで食べてよく眠る。
平原の一軒家
2日目
皆で朝起きて走ることにしていたが、案の定酒がすぎてヘロヘロ。それでも朝日で目覚めるとMさんが走りだすところ(結局10km走ったそう)。自分もどうにか起きだして、走り出す。雨もあがり心地よい。ワイナリーやオリーブ畑の中を5km走る。引き返してくるところでOさんとすれ違う。同じく5kmほど走ってきたそうだが、カンガルーの群れがいたとのこと。
天気良くなる。 / カンガルーがいたそう
朝食は牛丼とオムレツとサラダ。朝から大盛りである。腹ごしらえをしたら2日目のワイナリー巡り開始。まずは、Nコーチが愛飲しているというThomas Allen。とても美しいところで、雨上がりのワイン畑が心地よく広がっている。Nコーチの会員価格でたくさん購入。妻の好物のデザートワインなども調達。
すっかり長居をしていると、もうランチタイム。さっき朝食を食べたばかりな感じであるが、人気のレストランがあるCalais Estateに行く。バレンタインデーなのでカップルがたくさん。コロナ感染がほぼゼロなので、こうした遠出もだいぶん平常化しているようである。
おいしくハンバーガなど食べてから、穴グラのような小さなテイスティングルームで試飲。予約はしていたのにスタッフの女性は「今準備しているから売店とかみてて」とのこと。バレンタインのハイキングランチの仕出しが忙しいそう。
ここでも美味しく試飲して買い込み、丘に登ってみる。雲がおおきく広がり、緑の草と青い空できれいなコントラスト。久々に大きな風景。
お腹もこなれたので、もうひとつ郊外のワイナリー Ivanhoeに行ってみる。ここも美しいワイナリーで丘がうねってワイン畑が広がる。遊覧のヘリが急に降りてきて驚いたりするが、明るいスタッフのおすすめでたくさん試飲。少し長く熟成できるというシラーズ等を買っておく。
人間1人分ほどのワインボトルを乗せて、帰りは快適なドライブ。
ずっと運転してくれたMさんに感謝。