湘南寺田屋

個人の記録用。元々は山スキーやクライミングの記録用だったが今は料理やらオルガンやら日々の雑多な記録多し。2016−21間はシドニー滞在していた時の記録。23.7月から山の記事はサブブログに移管。以前の記録もサブブログでアーカイブ。

ブッシュウォークタロンガ〜スピットポイント

こちらに来てから、時間をみてはずっと海岸線を歩いてきた。まだ、ずっと南の方は歩いていないが、北のモナベイルからマンリービーチースピットポイントータロンガ動物園ーキリビリ(ハーバーブリッジ)をつなぐ北側が完成する日となった。

土曜の午前は以前から約束していた知人と会ってから、一旦帰宅し午後にバスでタロンガ動物園へ。前回のキリビリまで歩いた時と同じ。

身支度を整えてから、日焼け止めを塗り帽子をかぶって出発。夏時間(Daytime Saving)なので1時間針が進んでいるので、3時前の出発でも結構暑い。まずは車道を動物園裏門のある海岸まで下る。

f:id:japaneseclimber:20191026175316j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175320j:plain

タロンガ動物園正面を14:40発     /    立派な裏門

 

ここから海辺の小道のハイキング道に入る。シドニー湾を挟んで対岸のシティやオペラハウスが美しい。たくさんの船が出ていて、船上で楽しむ人たちがたくさん。時々にぎやかな音楽も聞こえて来る。「The Island」という水上レストランもあってにぎわっている(ここは水上タクシーか自分の船でしかいけないらしい)。ブリッジクライムを楽しむグループもいて、夏の休日である。

f:id:japaneseclimber:20191026175325j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175347j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175351j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175405j:plain

左の人口島が「The Island」という海上バー /  皆のんびりとやっている様子

f:id:japaneseclimber:20191026175358j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175401j:plain

シドニーっ子は船で遊ぶのが好き  /   ブリッジウォークの人たち

 

よく整備されたハイキング道は歩きやすく心地よい。時々、ガサガサと音がしてイグアナ(ブルータン)が現れる。道端の解説板がいろいろと教えてくれて楽しい。キツネは外来種なので先住民族(Indiginius)の単語には出てこないそう。結構駆除用の毒入餌が巻かれているようで犬を連れてくることは禁止されている。

f:id:japaneseclimber:20191026175333j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175409j:plain

Blue Tongue (青い舌の意味)   /     いたるところにうろうろしている

f:id:japaneseclimber:20191026175414j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175343j:plain

以前は石炭を採掘していたとのこと    /   

f:id:japaneseclimber:20191026175418j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175518j:plain

オオフルマカモメというミズナギドリの仲間らしい / peregrine falconはハヤブサの一種  

 

しばらく行くと、シドニーハーバー国立公園内の駐車場エリアに合流。ブラッドレーズヘッド(Bradleys Head)の半島の先になり、急ににぎやかになり結婚式などもやっている。白い灯台がある。

f:id:japaneseclimber:20191026153318j:plain

f:id:japaneseclimber:20191026175439j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175458j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175443j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175446j:plain

半島の突端。海軍の旗         /  遊覧船には民間の旗

 

ここから先はまた静かな道となり、テイラーズ湾(Taylors Bay)に向かって樹々の下を歩く。何羽もブッシュターキー(ツカツクリ)がうろうろしている。陸からアクセスのないテイラーズ湾にはヨットやボートがたくさん。パーティなどをしている。湾を回り込むと左手に大きな住宅がでてくる。優雅な住宅街。

f:id:japaneseclimber:20191026175505j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175539j:plain

黄色い標識が付けられている個体        /     道端に座っておられる方も

f:id:japaneseclimber:20191026175545j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175550j:plain

明るい森の道              / テイラーズ湾は奥まった静かな場所

f:id:japaneseclimber:20191026175606j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175613j:plain

立派なお宅が並ぶ           /   良く踏まれた明るい小径

 

樹々の間から明るい砂浜とボートが見えてくるとチャウダー湾(Chauder Bay)で、再びにぎやかになる。海水浴をしている人やレストラン(「Ripples」というちょっとよい感じのがある)で食事をしている人たちで賑わっている。道は桟橋から建物の中を縫って抜けていく。看板が、昔は軍の貯蔵庫があったことを示している。湾中央の防御適地Middle Headへの供給地だったのであろう。

f:id:japaneseclimber:20191026175618j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175623j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175631j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175638j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175646j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175652j:plain

水もなかなかきれい          /    軍の火薬庫であった過去もある

f:id:japaneseclimber:20191026175659j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175710j:plain

道はこの階段を抜けてレストランの横を行く /  二次大戦の日本軍潜航艇の碑がある

f:id:japaneseclimber:20191026175716j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175723j:plain

要塞であった名残          /   ノースヘッドの向こうはもう外洋である

 

ここからはしばらく車道を歩く。あまり快適ではないが淡々といくとミドルヘッド(Middle Head)の駐車場にでる。しばらく前に妻と来たところ。突端にはその時にも行ったので今回は省略して、HMAS Penguinという海軍の施設の金網に沿って歩く。残念ながら海沿いには歩けないので、淡々と登り道を歩く。基地を越えて右折し、整備された道を今度はぐいぐいと高度を下げてバルモラルビーチ(Balmoral Beach)へ向かう。コカトゥーやワライカセミが交互に現れて嬉しい。道端にスラブの一枚岩があったので衝動的に登ってみる。フリクションライミングは楽しい。簡単で5.4くらい。

f:id:japaneseclimber:20191026175908j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175910j:plain

小さなビーチへの入口(浜はヌーディストOK)/  ミドルヘッドに到着

f:id:japaneseclimber:20191026175914j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175919j:plain

海軍基地がある            /  基地を越えて金網の道に右折

f:id:japaneseclimber:20191026175924j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175926j:plain

ぐんぐん下っていく

f:id:japaneseclimber:20191026175939j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175944j:plain

立派な大木がいくつも   /   スラブがあったのでフリーソロする (5.4)

 

バルモラルビーチは明るい浜で地元では大人気。ここも先日妻と来たばかりであるが、今日は端から端まで歩くことにする。途中ロッキーポイント島(Rocky Point Island。トンボリの半島)というなんとなく日本的な半島がある。もう夕方になるが夏時間のおかげでまだまだ皆楽しそうに泳いでいる。

f:id:japaneseclimber:20191026180020j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180023j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180027j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180032j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180035j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180040j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180042j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180047j:plain

ロッキーポイント島。なんか和な雰囲気 /    ジャカランダの季節

 

ビーチから先は基本的には車道歩きとなる。ビーチ駐車場の先は行き止まりだと思い、大きく住宅街の急坂を登って迂回したのだが、実は小径が繋がっているのを発見してしまった。30mのために500mくらい遠回り。

あとは延々と歩く。保養所のような大きな個人宅が続いたり、ブッシュターキーが普通に歩いていたり。ずっと高度を上げたあと、最後はスピットポイントに向けて下る。湾の出口が見渡せる景色の良い道。足早に下り、最後はいつものスピットポイント(Spit Point)に到着(18:15)。

144番のバスで帰宅。買い物をしようを思ったら財布を家に忘れてきていたことに気づき、少し焦った。

f:id:japaneseclimber:20191026180054j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180136j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180140j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180143j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180146j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180150j:plain

そっと白い灯台がある   

f:id:japaneseclimber:20191026181508j:plain

f:id:japaneseclimber:20191026180158j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180202j:plain

ようやくスピットポイントの見慣れた場所に到着(18:15)

 (野鳥たち)

f:id:japaneseclimber:20191026175904j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175505j:plain

Pied Currawong (フエガラス)     /   Australian Mountain Builder(ツカツクリ)

f:id:japaneseclimber:20191026175932j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026180016j:plain

Sulpher-Crested Cockatoo(キバタン) /  Loughing Kookaburra(ワライカセミ

(花々の季節)

f:id:japaneseclimber:20191026175338j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175513j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175524j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175528j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175534j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175555j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175421j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026175600j:plain

(記録)

f:id:japaneseclimber:20191027171011j:plain12.57km / 3h25m

(機材)OM-D EM-5 + D.Zuiko 14-150mm 景色から鳥まで撮れて重宝
 

ジャカランダの季節到来

ワラビーズが負けてしまって、なんとなく豪州のワールドカップ熱はあっという間にどこかに行ってしまい、今は13人制ラグビー(Rugby League)の豪カンガルーズvsNZキウィー戦で盛り上がっている。

そうした中、ハーバーブリッジを渡るタクシーからふと横を見るとジャカランダの花が咲き始めていた。夕方食事にいったダーリングハーストで(Daarlinghurst)でも結構咲き始めていた。これからあっという間に街中が紫になる。

f:id:japaneseclimber:20191026053259j:plain

f:id:japaneseclimber:20191026053303j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026053310j:plain

 

今週は、あるトラブルが生じて対応中であったが、そんな時に限り通勤用交通カード(OPAL Card)や鍵をなくしたり、車の擦り傷修理に想像の10倍くらいの費用見積等でヘロヘロ。負の連鎖を断ち切らなくては。要は気の持ちよう、と思うことにする。そうなるとふと変なものに気づくものである。

f:id:japaneseclimber:20191026053205j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026053209j:plain

新聞。これでも一応「配達済」/   ロビーに「配達」されることもある。自分で持っていく

f:id:japaneseclimber:20191026053224j:plain

政府の情報保護方針に抗議する各紙。この日は全新聞が1面を黒塗りで団結。

f:id:japaneseclimber:20191026053327j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026053332j:plain

毎朝行くカフェの季節のケーキも華やか/  週替りPC画面。NSW州の菜の花畑と天の川

f:id:japaneseclimber:20191026053247j:plain
f:id:japaneseclimber:20191026061535j:plain

いつもと違うバス停(Crows NestのMiller Street) / 曇り空で風強いが常連の2羽来訪

 

#演奏53 「イパネマの娘」  4音和音の古い楽譜。ボサノバのリズムだけ入れて。

www.youtube.com


 

 

良いタマゴ

深酒にめげず朝一で9Degrees3号店(Lane Cove)に出撃。最近始めたスポーツマンのAさんはゴルフをハーフ回ってからの参戦。オートバイ乗りの女性Tさんが初参加なので、最初の注意点等伝えながら一緒に回る。なかなか柔らかい登りで、粘りもあるのに感心。中堅男性軍はやや不調時期のようであるが一年ほどやっているN子さんは初のピンク課題(V2であるが)をクリアしたので皆で喜ぶ。継続は力!でもNZ出張帰りで疲れのピークらしくあとはぐったりモード。

自分は、比較的身体は動いており、少し減量した成果かと思う。ただし、水曜に続いてやったルーフ右のランジ課題はやはり上部抜け口が辛く、またも持ち越し。

ジムの開店1周年記念Tシャツがでていたのでひとつ購入。20AUDなのでお得。一年間で自分も怪我をしたり後輩が骨折したりといろいろあったが、このジムは課題もスタッフもとてもよいクォリティと思っており、ずっと続いて欲しいと思う。
f:id:japaneseclimber:20191020171006j:plain 祝開店1周年!

 

乗り合わせて戻り、Crows Nestの日本式焼肉「K」で皆でランチ。周辺は交通規制をしてオクトーバーフェストのお祭りを開催中であった。まもなく花の咲く夏がやってくる。

 日本食材の店「Y」にも寄って、美味しいと聞くタマゴ(生で食べられるとの売り」を買ってみる。いつもの倍以上の値段がするが、大玉(12個入りで最低800g保証)。これを使って小型シフォンケーキを作ってみる。レモンを半分絞り丁寧に焼き縮みしないよう手順を追って完成。黄色の食紅を使ってアイシングもかけておく。ご近所のもうすぐご帰任の方と脚の怪我でリハビリ中の方にプレゼント。

また急にオムレツに使ってみたくなり3玉で焼いてみる。なかなかふっくらとできて良い感じである。こちらはクライミング後のプロテイン補給として夕食の副菜とした。

日曜午後、ちょっとくつろぎの時間

f:id:japaneseclimber:20191020205048j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020174453j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020181735j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020181758j:plain

黄色のアイシングでレモンシフォン /   小型13cm級を2台

f:id:japaneseclimber:20191020202715j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020202829j:plain

オムレツはなかなか高さもでて良い感じである。

 

お呼ばれの土曜日

昨日は、郊外の戸建てに引越したIさん家族のお招きで夕方集まることとなった。あわせてラグビーW杯のワラビーズvsイングランド戦を見るとの趣向。シドニー日本人社会はラガーマンが多く、主要商社の社長のうち4名、資源会社等でも強豪大学体育会出身等がいて、Iさんもまた中高とラグビー三昧だったそう。

各人持ち寄り分担をして、うちではN君、T美さん、Mさんでデザート作りをすることに。苺大福、抹茶シュークリームを作り、二日前に作成済みの抹茶カステラと合わせて持参することにする。Mさんは以前教えたレシピでフロランタンを上手に焼いて持ってきてくれたので、これも加えてなかなか豪華なお持たせとなった。なぜかシュークリームがまったく膨らまず作り直しのアクシデントはあったが、どうにか時間内に完成。

f:id:japaneseclimber:20191020175045j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020170932j:plain

弟子たち(ボルダリング兼で)が手分けして苺大福を製作

f:id:japaneseclimber:20191020170937j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020170949j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020170944j:plain
f:id:japaneseclimber:20191020170940j:plain

Mさん作のフロランタン。上手で美味しかった /  まかない飯(?)にプリン提供

 

Iさん宅のあるRosevilleは閑静な住宅地。当地ではタクシーよりもウーバーがこうした場合には使われるのだが、我々も乗り合わせて10分強で到着。大きな平屋で庭も広大でいかにもオーストラリア生活のイメージ通り。奥様が串揚げ、牛丼、豚汁等でおもてなしてくれたので、若者たちは感激していた。

f:id:japaneseclimber:20191020170957j:plain f:id:japaneseclimber:20191020171001j:plain

f:id:japaneseclimber:20191020180409j:plain

娘さん2人に手品をやってみせたりして遊んでもらいながら、ラグビー観戦。Iさんが解説してくれるのでとてもありがたい。しかし、ワラビーズはボールを支配しつつもトライにつながらず、イングランドに大差で敗北(翌日、新聞各紙は皆がっかりして報道。結果として、世界ランクは日本6位、豪州7位と逆転することになったのも驚きであるが)。復活を期待したい。

 

久々に赤課題クリアの休日

久しぶりに、普通の水曜日に一日休暇を取る。

洗濯をし、片付けをし、ストレッチを長めにやってから、先延ばしにしていた仕事(?)にとりかかる。田舎に溜まっていた資料を整理分析するとやはり予想のとおりの結果。兄妹に長文の連絡をして、共に対応することとする。日本はいい国に違いないが、全員がそうでないのもまた事実。

駐車場でちょっと擦ってしまった車の修理見積りを見て検討したり、せっかくの休みなのになんだか気鬱になってしまう。

 

穏やかな晴れでもあり、昼過ぎに気分直しにニュートラルベイのSで髪を切ってもらう。いつもの美容師さんも日本から戻ってきており、安心してお任せする。助手さんに頭も洗ってもらいすっかり元気回復。

夕方から、9Degrees Lane Coveに出撃。3ヶ月パスを買ったので少し励みたい。平日夜のジムは土日より混んでいるが中上級者も多く活気がある。自分もニューシューズが馴染んできて少し調子も上向き。新作ピンク(V3-V4)を2つ一撃。もうひとつルーフのV4もやるが上部垂壁に移るところがどうしてもつながらず持ち越し。何人から交互にやったためムーブは解明、次回ぜひクリアしたい。左垂壁にカチ系の赤(V4-V5)がセットされており、これはいかにも自分の得意系統。上手なアジア系女性がクリアするのを見て、自分もトライ。一回目は手順を間違えてフォールしたが、二回目はスタティックにうまく繋がり無事クリア。膝靭帯損傷後はじめて久々の赤課題クリアに気をよくする。丁寧にクールダウンをして無事終了。

 

f:id:japaneseclimber:20191017111728j:plain f:id:japaneseclimber:20190914225036j:plain

文明堂のカステラをもらった。やはりキメが細かい  /比較:自分作のもの

 

区切りをつけて

日本の台風被害は当地のテレビニュースでも大きく取り上げられている。こちらも1−4月にはサイクロンによる災害もあるし、ゆっくり押し寄せる洪水(Flooding)被害は北側(赤道に近い)亜熱帯エリアでは知られているが、これほど急激に水かさが増し河川が氾濫する様は衝撃的に映るのであろう。たくさんの人からお見舞いのメールや電話をもらった。オージーはいつも日本に特別な関心を持ってみてくれていると改めて思う。

あわせて、そうした中でのW杯の開催と日本チームの大躍進に対しても大きく注目されている。スポーツ大国のこの国にとってもラグビーは特別なものであり、そこで日本が活躍することに対しては驚きの目で見ていると思う。

f:id:japaneseclimber:20191014201023j:plain f:id:japaneseclimber:20191014230542j:plain

Typhoon Hagibis (台風19号

f:id:japaneseclimber:20191014200848j:plain
f:id:japaneseclimber:20191014200922j:plain

スコットランド戦勝利も   /   試合中止のカナダチームが釜石でボランティアも

自分もいろいろ復旧させることが多い。レストランに電話して忘れたコートを探してもらい、車工場に修理の予約をし、水道管の水漏れ修理をPlumber(水回り専門業者)に頼み、シンクの大掃除をして臭いを駆除!ついでに床屋の予約も入れておく。

思えば明日からついに4年目に突入。区切りをつけなくては。そろそろジャカランダが咲き始めて夏がやってくる。

f:id:japaneseclimber:20191014083142j:plain
f:id:japaneseclimber:20191014083228j:plain

通勤風景(1)(2)こっちもあっちもFのリュック(シムFitness Firstの)。モテるのかも。

f:id:japaneseclimber:20191014084409j:plain
f:id:japaneseclimber:20191014085229j:plain

(3)突如咲いた桃?(造花を枝にくくりつけてる)/ (4)いつものカフェに新しいお菓子群

台風のあとのクライミング(&好事魔多し)

昨夜は日本の台風が気になって何度か妻と連絡を取ったりしていたら眠れなくなり、ずっと本を読み進めた。「The Push」はビッグウォールクライマーのエリートと皆が思っていたトミー・コードウェル(Tomy Caldwell)が心の深いところを記しながら限界を追求していった道を示してくれるもの。これまで読んだクライマーの著作では最も強く感銘を受けた一冊となった。オリンピック競技のスポーツクライミングはクライミングのごく一部であり、冒険心の具体化手段こそが中心なのではと思う(もちろん、スポーツクライミング無しでは技術限界の押上げはなかったのであり、その貢献は絶大と思うが)。自己の限界を突き詰めたい願望と最愛の家族への思いの葛藤は、技術レベルは遥かに劣るが自分もいつももがいていたことであり、このスーパークライマーでさえもその思いに捕われていたことに驚き感銘を受けた。訳者もクライマーであり、解説もこの世界でことを成し遂げた人であるので、訳文もクライマーに対してもまったく不自然さがなくストレスなく読むことができた(さすがに登ったことがない人にはわからない概念があるが、それでも最大限の配慮がされていると思う)。

 

日曜の今日は、朝一で9Degrees Lane Cove店に行く。本に影響されて気合いを入れるべく3ヶ月パスを購入!とはいえ肘が痛かったりするのでぼちぼちと。今日は男ばかり5人。先週に続きOさん、初参加のAさん、そして常連I さんとN君。N君は風邪気味のうえ飲み過ぎ(?)で今日は抑え気味。先週絶好調のI さんも今日はゆっくりペース。OさんとAさんは前途有望、特に初参加Aさんは球技選手でサブ3.5ランナーであり背も高いので初日からV1くらいまでは楽々。大型新人だがご家族が戻ってきても来れるかな?

f:id:japaneseclimber:20191013090643j:plain
f:id:japaneseclimber:20191013090655j:plain

開店直後 /  いろいろルートが変更になっている

 

自分も、ルート変更となった右ルーフのV3を2つ一撃。今回狙っていた大ハングのV4や入口右トリッキーなV3(絶対V4 と思うが)はやはり敵わず敗退。ただし、かなり成果はあったので次回頑張りたい。

 

好事魔多しで、帰りにガレージに入った際、工事通行止めの貼紙が気になったのか注意散漫で内輪差で車後部ボッディを柱で損傷。おおいに落ち込む。来週末は板金整備工場に持ち込まなくては。とほほ。

気を取り直して、同じアパートの住人で、怪我をしてリハビリ中の方に少しお菓子を作って贈る。少し気が晴れてくれればよいのだが、長いリハビリになりそうだとのこと。早く腫れがひくようにお祈りしたい。

f:id:japaneseclimber:20191013195344j:plain

いつものシュークリーム(ただし特大玉)とフィナンシェ

 

深夜、ラグビーW杯の日本の勝利。過去ほとんど負けていたスコットランドにここで勝つとは。決勝トーナメントでの健闘を祈念。

一方、ホンダの鈴鹿F1は4位で今一歩が足りず。復活を願う。